久弥U字型仮説を久弥-スパイラル機関を用いて検証してみましょう。
下図に示したように、可動部久弥は、基底部スパイラルに接合されており、その運動は単振動として近似できます。
久弥の質量をM、基底部のスパイラル定数をkとすると、その周期は
T = 2 π sqr(m/k)
であり、久弥の運動は、
z = a sin(2πt/T + φ)
と表わすことができます。
一見、U字型に見える久弥の物語は、さらに時間が経過すると、上昇から一転、再び下降に向かいます。
このように、永遠に続くスパイラルこそ、久弥の持ち味なのです。