麻枝アニメ3作品はどれもアニメ本編よりも歌詞の方がエモーショナルに関する情報量と密度感が高いな

アニメ本編では全く共感のできなかった神様も歌詞世界においては心情描写が主として表現されているので
実際のストーリーの出来事やキャラ造型や互いの関係性の不備不足の諸々はすっ飛ばして
ただひたすらにそこに描かれる思いや気持ちという感情だけを捉えて感動に至れるだけの強さがある

麻枝のこの歌詞表現の塩梅がアニメ本編にあれば大分違うと思うんだがな
陽太は終盤になると奇しくも同声優の炭治郎ばりに自身の心情を延々と吐露していたけれど
そこであった様な視聴者へ説明するだけの台詞の羅列ではなく
歌詞表現の様に心から切に願って口にされたエモーショナルな言葉でもってこちらの感情を揺り動かして欲しい