鹿のライターたちが通う名門奈良公園。一流のグラフィッカであるみきぽんは、
公園の獣医として、日々久弥たちと甘い日々を過ごしていた。
怪我をした久弥には優しくフェミニーナ軟膏を塗りこんであげたり、
精神が崩れてしまった久弥には綺麗に飾り直してあげり。
 そして時には久弥の味見をしてあげることも、グラフィッカであるみきぽんの大切な役目だった。
賞味期限が切れていないか、風味が損なわれていないか、久弥に嫌われないように優しく食べてあげるみきぽん。