アマゾンで偽レビューが蔓延 まったく信用できないの声
アマゾンでは購入者による評価が商品の購入を決める重要な要素だが、その根幹が揺らいでいる。
主に中国製品だが、最高の星5つを不自然に獲得している業者が多く存在し、自作自演の疑いが強い。
こうした「評価販売会社」まで存在しているとされ、アマゾンそのものの評価がガタ落ちになっている。
数年前に一度こういう問題は起きたが、実際に購入した人の評価のみにすることで解決した筈でした。
だが実際に体験した例では、ある商品のサイズが合わななかったために返品したところ、キャンセルしたのに評価可能になっていました。
これだと業者は発送したことにしてキャンセルしてもらい、コストゼロで評価だけを付けてもらうこともできる。
キャンセルや返品したら評価できなくするのも方法だが、今のところアマゾンはそうしていません。
自作自演評価とおぼしき評価は”Amazonで購入”という承認マークがついているが、文章の内容はコピペばかりです。
いわく「期待通りの素晴らしい商品でした」のような嘘くさい誉め言葉が羅列されていて、到底自分の金で購入したとは思えません。
自分の自腹で買ったらどんなにいい商品でも不満がある筈で、「素晴らしい商品でした」で終わるはずがないのです。
ある商品(スポーツ用品のようなもの)には数百もの星5つ、最高点がつけられていて、同じ業者の他の商品も同じでした。
マイナーなジャンルなので他社の同製品はレビュー数がせいぜい10人くらいなのに、その業者だけ数百人が最高の評価をしているという状況です。

犯人は中国人グループか
これではその業者の製品を評価したのは自分自身か、評価販売屋の類であると断定するしかありません。
全員が星5つだといかにも不自然なので、星4つや3つを混ぜたりもするが、文章の不自然さはどうしようもない。
文章に個性がないというか、すべて同じ人物が書いているような「違和感」があるのが自演評価の特徴です。
レビューの投稿は誰でもできるが”Amazonで購入”の承認ラベルがつくようになり、実際に購入する必要が生じました。
偽レビューの販売屋はFacebookなどに広告を出し、堂々と評価を販売している。
客はこれまた悪びれもせず偽レビューを依頼しているが、そこには「商品を送るからレビューして欲しい」と書いてあるだけです。
星5つにしてくれとも偽レビューしてくれとも依頼していないので、違法とは言えない。
実際に商品を送ることがあるかも知れないが、先ほど書いたように「発送したふり」をしてキャンセルしても評価は可能です。
日本語のアマゾンで評価屋をしている多くは中国人留学生と思われ、日本語の文章が完ぺきではないから「コピペ」になるのです。
アマゾン側も偽レビューを見つけ次第アカウント削除しているが、それを見越して大量のアカウントを製造しています。