最後に一言、昨日のツイッターを見ていたら気になる一言が「斉藤由貴はジェルソミーナに似ている」と書かれていました。
これこそ自分が従来より思っており、昔、誰かも言っていた記憶があります。
古い外国映画でフェリーニ監督の「道」というのがあり、粗暴な旅芸人についていく貧しい女性の名ですが
(吹き替えでは市原悦子さんがやっていた)単に純粋とか無垢とかだけでなく、絶望的な現状でも笑ってこらえる表情
逆に明るい立ち振る舞いの中にも運命を受け入れる諦観、そしてそれでもの希望と、多面的な女性を表現して素晴らしかった。
(ウィキにも美人ではないがと書かれていますが)
うまく言えませんが薄っぺらい役でも、幾通りのもの性格を内包することで、深い役作りができる。
沢山の人格を併せ持つように見える由貴さんだからこそ、似ているように思えるのではないか。
こういう役を、是非やってみてもらいたいです。