近鉄グループホールディングス(大阪市)は2日、人事部採用担当の男性社員が就職活動中の女子学生に個別に連絡を取り、
ホテルに連れ出すなどの不適切な行為をしていたと発表した。社員は「採用の過程で女子学生に好意を持った」と話しているという。
近鉄は社員らを処分する方針。

 近鉄によると、社員は1月、同社のインターンシップ(就業体験)に参加した女子学生と無料通信アプリ「LINE」の連絡先を交換。
個人的に連絡をとり、2月に2人で会って食事をしたり、ホテルに連れ出したりしたという。近鉄の社内規定では、就活中の学生と
業務外で個別に会うことを禁止している。

 近鉄は5月下旬にこの社員から報告を受け、採用担当を外した。同社は「面談を複数の担当者で実施するなど、採用活動のルールを見直したい」としている。

ソース 読売新聞オンライン 06/02 20:40
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210602-OYT1T50225/