【タモナツ】
2015年5月2日

「保さん、寝てますかね?」タモナツファミリーは今夜も呑み会。
実際に眠っていた僕は由美子ちゃんのその声で目覚めたが、寝たふりを決め込む。
「実は、この前ちょっとショックなことが・・。」
で、当然・・僕が起きていると具合が悪そうな話が始まる。
「こんなこと・・話す・・引かれる・・どう思います?」
僕が起きているのを疑ってか・・声が小さくて聞きとれない・・。
「・・弟さんとお風呂に入ったってこと?」
「弟が入ってるところに私が入って行ったんです。」なんか面白そうな話だ。
「テレビ消そうよ。テレビの音で保起きると困るでしょ?」
「そうですね。保さんに聞かれるのは恥ずかしいし。」
菜月はいいフォローをしてくれる。
「でもなんで?」「翌朝早いし・・。弟が出た後に追いだきするのもガス代高くなるし。まぁいいかって。」
「そうしたら・・?」「最初驚いて・・恥ずかしがって・・明るく話してたんだけど・・なんか・・見てるんですよ。」
そりゃ見るよね。
「こっちも意識して・・なんとなく見ちゃうって言うか・・。」
「由美子ちゃんがお風呂に入ってて弟さんが洗ってるって状態?」
「弟が髪を洗っていて・・チャンスだと思って覗いたらピノキオさんになってました。」
「・・そんな感じで男の子股間を覗き込むのことを『興味チンチン』って言うんだって・・保が言ってた。」

僕はそんなこと言ってない。菜月が以前言ったことあると記憶しているが・・こんな状態で僕に責任を押し付けて披露するとは・・。