一方、第2位は六本木ヒルズ、11.5%である。六本木ヒルズは港区六本木6丁目にある複合施設。中心となる森タワーは54階建ての高層ビルだ。
2003年開業なので、もう10年以上も前のことになる。大阪に「あべのハルカス」(60階建て)が開業したこともあり、最近ではあまり注目されなくなってきた。ガッカリの原因かもしれない。
第3位はお台場、11%だ。お台場は東京臨海副都心地区にあり、フジテレビやデックス東京ビーチ、ダイバーシティ東京、パレットタウン、大江戸温泉物語など、
若者に人気の施設が集まるエリアだ。ただ開発途上の地域のため、ややまとまりに欠ける面もないではない。交通手段も少なく、現状ではエリア内の移動に苦労する。
2020年の東京オリンピックに向けて、お台場エリアの開発・変貌が楽しみである。
第4位は秋葉原電気街、8.4%である。千代田区秋葉原駅周辺に広がる電気街だが、近年はAKB48劇場やメイドカフェの方が有名になってしまった。
ゲームショップ、ホビーショップ、アニメショップなど、サブカルチャーの街として発展・変貌し続けている。ある意味、いま東京でもっとも活気のある街かもしれない。
中国人による究極の「爆買い」スポットでもある。ただしあまりの混沌・混乱のため、入り込めない人も少なくないだろう。