21日午前、東大阪市の近鉄の駅で電車が運転を見合せたためホームで乗客の対応にあたっていた車掌が、突然制服を脱ぎ捨てて線路に降りたあと、高架下に飛び降りて大けがをしました。
直前に「もう嫌だ」などと叫んでいたということで、近鉄が詳しい状況を調べています。

21日午前11時ごろ、東大阪市の近鉄奈良線の東花園駅のホームで乗客に対応していた26歳の男性車掌が制服の上着や帽子を脱ぎ捨てて線路に降り、さらに、およそ7メートルある高架下に飛び降りました。
近鉄によりますと、車掌は病院に搬送されましたが腰や胸の骨を折る重傷だということです。
目撃者の話などによりますと、
車掌は別の駅で起きた人身事故の影響で電車が運転を見合わせたため、ホームで運転再開の見通しなどを乗客に説明していたところ、突然「もう嫌だ」などと叫んで線路に降りていったということです。
近鉄が詳しい状況を調べています。

近鉄は「車掌が不適切な行動を起こしたことは大変遺憾です。本人から詳細な状況を確認したい」とコメントしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160921/k10010702381000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_011