神戸市で学童保育中に、小学2年生の男児が職員をバットで殴りケガをさせたとして、警察が児童相談所に通告していたことがわかった。

神戸市こども青少年課・小林令伊子課長「市としてはこのようなことが起こったことは非常に残念」

19日朝、会見を開いた神戸市。学童保育の女性職員が右耳が聞こえにくくなるケガをして現在も通院中であることを明らかにした。原因は、小学生から受けた暴行だという。

今年5月、学童保育で外遊びの準備をしていたところ、野球ができないことを不満に思った小学2年の男子児童が20代の女性職員を後ろからバットで殴った。
一瞬気絶した女性は、意識もうろうとした状態で病院に運ばれた。

神戸市こども青少年課・小林令伊子課長「少し気に入らないことがあると、手を上げたり行動を起こしているので」

学童保育の運営法人や女性職員は暴力行為などを起こす可能性がある児童として、気をつけて対応してきたという。

一方、男子児童は今年4月まで別の場所にある学童に通っていて、神戸市によると、環境の変化も暴行の原因のひとつとみられている。

女性職員の被害届を受けた警察は、傷害の非行内容で男子児童を児童相談所に通告している。

http://www.news24.jp/articles/2017/12/19/07380922.html