米玩具販売大手のトイザラスが経営再建を断念し、米国にある全700店舗を閉鎖、もしくは売却する見通しとなった。
ウォール・ストリート・ジャーナルなど米国の複数メディアが14日、報じた。
アマゾン・ドット・コムなどのネット販売に押された同社は2017年9月に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。
スポンサーを探していたが、見つからなかったもようだ。日本で営業する「トイザらス」に影響はないのだろうか。
■日本の店舗は平常営業
日本トイザらス(川崎市)が運営する「トイザらス」「ベビーザらス」は約160店舗(併設店を含む)あり、17年9月の米国本社破綻以降も平常営業している。
今回の報道について広報担当者は「米国本社に問い合わせているが、決まったことがなくコメントできない」とした上で、「米国と日本は別法人で、日本の店舗はこれまで通り営業していく」と話す。
日本トイザらスとして金融機関とコミットメントラインを設定しており、資金繰りに問題が起きる可能性もないという。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28165020V10C18A3000000/