インターネットが普及する前、テキストでの通信手段といえばパソコン通信だった。

 それはネットのようにすべてがつながった世界ではなく、原則一つのホストコンピュータに会員のみがアクセスしてコンピュータやスポーツ・音楽などの趣味に関しての情報交換を楽しむ、ちょっと秘密の世界だった。

 しかしインターネットが爆発的に広まると衰退。商用大手としては最後まで残っていた「ニフティサーブ」が2006年3月で全サービスを終了し、ここで世間的にはパソコン通信は終わった。

 しかし実はその後もパソコン通信は生き長らえていた。

http://bunshun.jp/articles/-/7483?page=1