盗撮で警部補懲戒処分 依願退職
02月21日 18時18分

女性のスカートにスマートフォンを差し入れて盗撮しようとしたとして、逮捕された京都府警察本部の警部補が、
21日、罰金70万円の略式命令を受け、警察は警部補を減給6か月の懲戒処分にしました。
警部補は21日付けで依願退職しました。

京都府警察本部刑事企画課の村西康広警部補(38)

は去年12月、京都市営地下鉄の車内で女子大学生のスカートの中にスマートフォンを差し入れて盗撮しようとしたとして逮捕されました。
警部補は逮捕当時、容疑を否認していましたが、その後の調べで、直前にも車内で別の女性のスカートの中を盗撮していたうえ、
スマートフォンには盗撮したとみられるおよそ300の動画や画像が残っていたということです。

警部補は21日、京都地方検察庁に略式起訴され、京都簡易裁判所から罰金70万円の略式命令を受けました。

京都府警は減給6か月の懲戒処分にし、警部補は21日付けで依願退職しました。
京都府警察本部の西元博史首席監察官は、「被害者や府民のみなさまにおわび申し上げます。
再発防止を徹底し、信頼回復に取り組んでまいります」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20190221/2010002983.html