お店での修業の辛さにはもう耐えられない。
親爺さんは厳しく当たるばかりで給料も雀の涙。
兄弟子による虐めは日増しに酷くなり殴る蹴るから性的な辱め。
そんなことを話していると堰を切ったように涙が止まらなくなりました。
オジサンは飯でも喰おう、と言って西郷さんの下にある
お好み食堂に連れて行ってくれました。聚楽です。
さあ、何でも好きな物を注文して良いんだよ、と言ってオジサンはお酒を注文し
美味しそうに飲んでいました。
私はかつ丼を頂きました。お腹が空いていたので貪るようにお腹に収めました。
そんな私をオジサンは優しいまなざしで見つめていました。