国会内で記者会見し、東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選
(7月14日告示、31日投開票)への立候補を表明した。
小池氏は「自民党議員として出馬の決意を固めた。都政の信頼回復、停滞の解消、
希望あふれる未来の首都・東京の構築のため、崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と述べた。
小池氏は今後、都連や党本部に支援を要請。自民党の公認や推薦を得られない場合の出馬の
可否については「流れを見極める」と述べるにとどめた。
小池氏は、任期切れが2020年東京五輪・パラリンピックの期間と重なることを踏まえ
「足を引っ張るわけにはいけない」と述べ、五輪前の3年半後に辞職する考えを示した。
閣僚や自民党幹部などの役職を歴任した実績を強調し、舛添氏が打ち出した韓国人学校の
増設に向けた都有地の貸与方針白紙化などを訴える。
自民党都連所属の小池氏には、一部の都選出国会議員から待望論が出ていた。
都連は6月中に結論を出す方向で調整を急いでおり、前総務事務次官の桜井俊氏の擁立論が
強まっているが、党本部としての対応は決めていない。民進党の動向も注目される。