>>559
>>572の続き

・音声指示に追いつこうとしてしまう
【良くない例】
音声「意識が沈む……」
リスナー(沈まなきゃ、沈まなきゃ)
音声「私の声が気持ち良い……」
リスナー(ヤバい、まだ沈めてない、けど次の暗示もこなさなきゃ……えっと、声が気持ちいい、声が気持ちいい……)
音声「全身がポカポカしてくる……気持ちいい……」
リスナー(ああ、今度はポカポカするの? ポカポカ、ポカポカ……うーん全然ダメだ。これは今回も失敗しちゃったかなあ)
【良い例】
音声「意識が沈む……」
リスナー(なんか言ってる?)
音声「私の声が気持ち良い……」
リスナー(!? きた、意識が沈んでく……)
音声「全身がポカポカしてくる……気持ちいい……」
リスナー(なんか声聞いてるとゾクゾクするし!?)
音声「(さらなる暗示)」
リスナー(全身がポワッと痺れてきたぁ……あったかいかも……)

深化の段階で音声に合わせようと意識すると、顕在意識が活動することになるので逆効果。
音声の暗示はむしろ聞き流す。顕在意識が聞き流しても、自律訓練法で目覚めだした潜在意識が聞いてくれるから大丈夫。
深化段階では潜在意識はまだ弱いので、時間差で暗示が効いてくることがよくある。音声がどんどん進んでも、焦らず聞き流せば良い。
顕在意識に何も考えさせないのが辛いなら、音声が身体の内側を通り抜けていく流れを意識すると良い。