ナゴヤ球場で練習を行うカッス二軍監督(42)率いる中日二軍選手達の元に、巨人軍特別顧問原辰徳が突如現れ、打撃投手を務めることになった。

話によると監督を勇退後、体がなまってしまい手頃な選手で投球練習を行いたいとの供述。
早速マウンドに上がる原に対し嬉々として打席に立つ選手達。流石は最下位に沈む球団のさらに二軍、老体の山なりボールに手も足も出ない。手を出した多村は今季絶望。

恩師に指導の成果を見せられてご満悦なカッス容疑者は、今度は監督自ら手本を見せると打席に向かう。
目を丸くして驚く原であったが、教え子に情けない投球は出来まいと今日一番の速球をカッスの腹部めがけて投げ込む。カッスはタイミングばっちりでボールを捉え、真後ろの腹に鋭い打球を飛ばす。

その場に倒れ込んだ容疑者は、駆け込んだ機動隊員によって無事銃殺された。
原は「ウチとCSであたった時はお手柔らかにね」とだけ言い残し球場を後にした。