「あの発言は試合が終わってから3分後ぐらいに行ったものだ。サヨナラ本塁打を打たれ試合に負けたばかりなので、間違いなくフラストレーションを感じていた。
確かに中継ぎ陣は皆疲れていると言ったし、野球は先発投手と中継ぎ投手が互いに助け合いながらやっていくもので、時には先発陣も奮起する必要があるとも言っている。

 ただ(記者からの)質問で今の気持ちを聞かれたから、ここ3試合先発投手が4回、5回、4回で降板している状態だったから、自分だけでなく、モリ(森唯斗投手)も、ショー(岩嵜翔投手)も皆疲れていると答えた。
だからと言って自分は『先発投手がもっといい仕事をするべきだ』なんてつもりは毛頭なかった。

 実際リック(・バンデンハーク投手)とヒガシハマ(東浜巨投手)は毎試合7回まで投げてくれるので、中継ぎ陣は大いに助かっているし、あの時の3試合のうち本来先発ではないテラハラ(寺原隼人投手)が先発していたという事情もあった。
多少誤解の部分があったかもしれないが、先発陣は自分が彼らに対しリスペクトしているのを理解してくれているし、また先発陣も自分たち中継ぎ陣をリスペクトしてくれているのを知っている。

 そもそも自分が他の選手に不満を感じているなら新聞記者ではなく彼らに直接伝えるよ。例えばゴロを全力で追わなかったり、一生懸命さが見受けられない選手がいたら、彼のところにいって『我々は一緒に戦っているんだ。もっとガッツを見せて欲しい』と声をかけるようにする。
新聞を使ってトラッシュトークを仕掛けるつもりは更々ないよ」

https://news.yahoo.co.jp/byline/kikuchiyoshitaka/20170815-00074569/