七時四十五分。

「ふぅ、もういいかな」

沈黙を破ったのは、>>1であった。

「これ以上は危険ですからね。見極めが大切なんですよ」

あまり深く聞き入ると、向こうにひきづりこまれる。
プロの生命をたたれる可能性がある危険な作業なのだ。

Q.怖くは無いんですか?

「怖いといえばこわいですね。あと何年やれるか。わからない。その時どうなるのかも。ただ、続けたいですね。生きてる限りは」

そう笑う>>1には、確かに、プロの面影が見えた。