高校生の時、英語の康子先生に憧れていた。白のタイブラウスに黒のタイトスカートがいつも似合っていた。
髪は、ロングでいつも授業中は、後ろでまとめていた。黒縁のセルフレームの眼鏡をかけていた。
京都大学卒業の才女であった。メガネのレンズが1p以上もあり、ものすごい強度の近視メガネであった。
教科書に10pぐらい顔を近づけ授業を行っていた。一番後ろの席の生徒を見るとき、腰から上半身を前に曲げ顎を突き出し重そうなメガネを指で持ち上げながら見る姿勢が色っぽかった。
授業の終わりに個人的に質問すると、顔をかなり近づけ答えてくれた。みんなは、その魅力に気が付いておらず私だけのもののようであった。