医師からの注意も、説明も、そんな詩織には、
親が子供を注意しているような、そんな言葉に聞こえているのかもしれない。

詩織は、診察を受ける度に、羞恥心を極端なまでに表に出し、
医師や看護師達を困らせているが、
それは、言葉を反せば、貪欲なまでに自分の快楽を求めている姿を、
隠したいと思う現われだったかもしれない。

最初の診察を受けて、その快感に味を占めた詩織ではあったが、
そう度々と、クリニックを訪れて、診察を受けるわけにも行かず、
そのジレンマが、なお一層、詩織の尿道オ○ニーに拍車をかけていった。