>>447の続き
食堂に入ることが赦されず、野外の机で昼を摂る新入部員達。
しかし、そこに椅子はない。
先輩の監視の下、空気椅子で食事をとらねばならぬのだ。
座り込んだ姿勢で食品を口に入れることは許されず、空気椅子の姿勢を維持せねばならず過酷だ。
しかも今日は、ご飯、サラダ、煮込みハンバーグ、クリームシチューだ。
空気椅子以外は、行儀よく皿を持って食べねばならず、練習で体力を消耗した
新入部員にとって、幾つもの意味において拷問である。
特にシチューはうまく食べれず、シチューを次々にこぼし、ほぼ全員がシチューまみれとなっている。
紺の水着には、白いシチューやバンバーグソース、ご飯粒が飛び散っている。
無論、「本当に食べるのが上手な豚たちね」等と先輩に罵られる。
そんな食事もわずかに10分、落ちたものや食べ残しは全てごみ箱。
後は、先輩たちの食事の始末や練習の準備をすることが要求される
もちろん、ゴミをあさったり、水着に零れたものを食べる者もいるが厳罰だ。