スカートの裾から手は太ももを愛撫しながら股間へと近づく。繊細な動きが生み出す快感にふるふると小さく震えながらどうにか声を抑えた。
「…お姉ちゃんって…」
「…なに?」
「ばかなの?」
「!?」
「やっぱり、躾しなきゃいけないのね」
「さっきから、何を…」
「自分から、わざわざリスクの高い格好してるのに、自覚ないなんてばかってことでしょ?」
「…」
「それに、私は4回って言ったよね?触った感じ1回みたいだけど?」
「…仕方がないでしょう?これ以上したら漏れて染みてしまうもの…」
「だからって『おしめカバー』?みんなお姉ちゃんがおしめだって気付いたわよ?」
「…漏らすよりは」
「ちょっとの羞恥をとった?そういうの『露出狂』って言わない?」
美奈は妖しく微笑みながら、順子を言葉でなぶり続けた。
「そんなんじゃないわっ。だいたい、変態は美奈でしょ?一緒にしないで頂戴」
「…そりゃ私は変態だけれど、むこの他人を巻き込んだりしないもの」