まち針の頭まで針が突き刺さったその瞬間だった。
「ぐうああああぁぁっ!!」市川くんが絶叫して、体をさらに大きく仰け反らせた。
驚いて我に返った私の目の前で、最大限に勃起させられた市川くんのおちんちんの先から、真っ白な液体が噴き出したのだ。
びゅうっ、びゅーっ、びゅーっ、…。
何度も何度も噴き出すその液体が、男の子の精液だっていうことは私にもわかった。
市川くんの精液は、私の右手の甲を直撃し、少しだけ頬にもかかった。
(熱っ!)私はそう思った。男の子の精液ってこんなに熱いんだ。
右手にかかった精液はドロリと白い糸を引くように私の手の甲を滑り落ちていく。
(この液が私の体に入ると、赤ちゃんができるんだ)なぜか私はそんなことを一瞬思った。
その瞬間、私は体の力が抜け、へなへなとその場にへたり込んでしまった。

「若菜、しっかりしなさいよ。」由佳様が笑いながら私を見下ろしている。差し出した手にはハンカチが握られていた。
「これで拭きなさい」
私は「ありがとうございます」と言ってそれを受け取り、手の甲と頬を拭いた。さっきのパンツよりももっと濃厚な男の子の匂いが鼻をつく。
私は立ち上がり、呆然としたままもとの場所に戻った。

全部で18本の針を精巣に突き刺される間に、市川くんは8回も射精を繰り返した。
針を精巣の内部でグリグリと動かすようにすると、射精が起きやすいようだった。
「自分の遺伝子を残そうとする体の反応かしらね。ということは、男の子としての機能ももう壊れかかっているんじゃないかしら。」
由佳様は女の子たちに男の子としての最も大事な器官を次々に串刺しにされ、その度に面白いように精子を撒き散らしてしまう市川くんの姿を見て、満足げにそう言った。
実際、最後の針を突き通されてからは、射精というよりもまるで精液がとめどなく漏れ出しているような状態になってしまった。
針山のようになってしまったおちんちんの袋を由佳様が指で弾くと、もう声も出せなくなった市川くんの体がビクッと痙攣した。

(以下略)