>>349の続き
「特別なわんちゃんだから、あまり見せたくないの」
と、最初は断られてたけど、何度も頼み込むうちに
「絶対約束守れる?」という話になった。
それで家の中に入れてもらったんだけど、最初は犬にあわせてもらえなかった。

その代わり、おやつをご馳走になったり、おこずかいをくれたりして
「いい?ぜったいないしょだよ」って念を押された。

今から考えると、秘密を守れるかどうかのテストだったと思う。
ほら、ちっちゃい子って親にうっかり話しちゃうから。

そうそう。
犬は奥にある犬専用の部屋で飼っていると聞いて、
まだ自分の部屋が無かったので、ちょっと犬がうらやましく感じたくらい。
犬の部屋のドアには、英語(もしかしたらローマ字だちったかも)で
プレートが掛かっていた事は覚えている。