先日、高齢で死亡した、伯父(医師)から、聞かされた恐ろしい思い出話ですが・・・

当時の伯父は若く、戦時中、731部隊に所属していて、中国人・韓国人・ソ連人(現ロシア人)の生体解剖をはじめ、多くの医療実験を研究名目で行ったとの事。
被害者は「マルタ」と呼ばれ、中には、子どももいたが容赦なく行ったそうです。

ロシア人のかわいい10歳位の少年を実験した時、上官の指示で手術台に素裸で縛られた少年を、麻酔もかけずに、伯父が上官の命令で陰嚢部分を切り空け、睾丸等を取り出した。
上官がペニス部分を完全に切り取り、切り落とした物はホルマリン漬けにして研究材料にしたそうです。

このショキングな話も含め、伯父は亡くなるまで反省は、無かったようです。
戦後、養子になり名字を変え、国立病院(今年4月からは「独立行政法人」へ移行)の外科医師として就職しましたが、杉並事件のニュースの時、思い出したそうです。

しかし、この被害者への同情はあっても、731部隊で犠牲になった少年への同情は、なかったとのことです。

伯父いわく「中国を占領した時、731ではない一般兵士が、中国人の子どもをたくさん去勢したが、戦争中だから致し方ない。」との事でした。