>>37の続き
拷問の絶叫と暴走族の笑いがトンネルにこだまする。
暴走族「最期の仕上げだよ」
血や汚物、鼻水を垂らし怯える4人。
不気味に笑い、思い思いに、鉄パイプや木刀を手にする暴走族。
紗希に、鉄パイプが全身で炸裂。自慢の白い美肌からは、赤く腫れ出血する。
奈々は、鳩尾にパイプが炸裂し更に嘔吐、反吐を垂らし引きずり回される。
美紀は、コンクリに顔を強打され、整った鼻を潰される。
友美は自慢の髪を振り乱し携帯のバイブに感じつつ
木刀で顔をやられるのであった。
トンネルには、絶叫と洗い声がこだまし、
阿鼻叫喚であった。拷問は、更に30分続いた。

翌日、工事関係者によって、4人が発見された。
半裸もしくは全裸で、顔が破壊されアザだらけで、
死体と思えるような、4人が重なり合っていた。
周りには、色がわからないほどの揃いのユニフォーム
血のついた鉄パイプや木刀が捨てられ、トンネルは異臭が漂う。

一人として自力で歩ける者はいなかった。

後日捕まった暴走族は、
私立の女子中学に行く裕福な女への妬みが犯行理由と供述した。
4人は、陸上を辞め、廃人のようであった。