ところが女王様はちょっとキレ気味なのだ。結婚適齢期の
女王様だからして、そろそろお気に入りの奴隷ちゃんを永久捕獲
しようとしたところ「俺じゃなくて誰でもいいから結婚したいんだろ!!」
おもわず「ああ、そうともさ」と答えそうになったが、矛先を変えて
「んじゃあさ、私の時間を無駄にしよってワケ?」とすかさず逆ギレ。
お前は私がハンコ押せっていったら素直に従ってりゃいいんだよ。ってな
もんです。賞味期限の切れた三十路のオヤジの癖に何をもったいぶってんだか。
まー、確かに色白は七難隠すって言われるが、七難どころの騒ぎじゃない私だが、
オヤジに舐められる覚えはネエ。「相性とかどうなんだろう」って私に聞くな。
「相性なんてな、合わせるもんなんだよ」ってなんで私が諭さなきゃ
なんないわけ。もう頭きた。次の男に変えてやる。ってなわけで
昨日は男が帰ってくる前に、男の部屋から荷物を引き上げて超忙しかったのです。
フン!!