【ヤプー】〜限り無く絶望に近い幸福〜【外伝】
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沼 正三氏の著作「家畜人ヤプー」の世界観を基に、
自分好みの場面を書いてみました。
・
・
・
……ばしゃんッ……
時間にして約十秒程であったろうか?
暫しの、聖水中土下座の後、2匹は美鈴の顔を引き上げ、大気中へと戻した。
人形の様に美しいが、人形の様に無表情な身少女の美顔の上を、
生暖かな聖水の雫が、ポツリ、ポツリと滴り落ちている………
暫し続いた静寂の後、
やがて、黒天使が、再び発語した。
「 汝、
何時、如何なる時も、
聖なる白き御神の為、
其の、血と、肉と、魂の、
一切、全てを捧げ奉り、
只、御神の為にのみ生き、
全身全霊をもって奉仕する、
善良正統なる飼畜となる事を、
今、此処に、誓うか?… 」
と、厳かに問い掛ける黒天使…
其の、胃形なる姿が、
視点も定まらぬ儘の乙女の瞳に、ほの暗く、現れている……
そして…
・
・
・
・
「 ……はい…… ……誓います…… 」
・
・
・
・
・
と、我知らず、美鈴は、誓った………
がらんどうになった乙女の、空ろな顔が、
緩やかに揺らめく黄金色の水面に映っていた………
つつ゛く
突然ですが、
皆さんは、『ヤプー』の、何処に感銘を受けましたか?
ちなみに、私は、
この作品の世界設定の壮大さと、緻密さに、そして、其の奇天烈ぶりに、
其れ以外の官能小説には無い面白さを感じました。
『家畜人ヤプー』こそ、唯一無二のSFSM物語だと考えています。
作者さん、お疲れさまです。
私もヤプーの世界設定と奇天烈ぶりに感銘を受けました。
世界全体が女性上位の社会というのもいい。
ただ、日本の古い歴史や伝説とのこじつけは読み飛ばしてます。
はっきりいってその部分がなかったらもっと集中して楽しく読めたと思う。
食肉にされるところもあまり好きではない、、、、かな。
黒天使は、酷使されて一般に短命に終わる黒奴という存在をある意味超越
しているのでしょうか。クラークの「幼年期の終り」のオーバーロードを
連想してしまいました。
そういえば沼正三氏は、初稿執筆時の一般的なレベルを超えて海外SF
にも精通していたような気がします。 >>188
私も、天照とアンナ・テラスの関係や、
ヤスクニとテンノー一族などの一節は、
沼氏とは、世代が異なる事も在ってか、
特段、興味が湧く事は在りませんでしたし、
百人一首など、所々で散見される、
度を越した駄洒落には、思わず失笑してしまいました。
ですから、あれ等の様な事柄に、ページを割くのならば、
寧ろ、結局、語られず仕舞いになってしまった、
南極飼育所の内情と、其処での百合江の末路。
或いは、ヤプムショウや、カヨの其の後。
又は、土着畜人狩猟の詳細を、描いて頂きたかった。
と、今も残念に思っております。
しかしながら、そういった消化不良の感が残ったが故に、
ならば、自分で再構成しようと思うに至ったのでありますが…
何れにしましても、此れ程迄に夢中にさせられる読み物を、
私は、他に知りません。
>>189
そのようですね。
そもそも『ヤプー』という名称自体が、
『ガリヴァー旅行記』からの影響を感じさせますね。
沼正三氏は、まさに、日本の スウィフト だと思います。
投下漏れが、有りました。
>>181
>>182
の間に、以下の文章が入ります。
…ぴちゃんッ…
美鈴の、白く小さな冷たい右足が、微かな半濁音を伴いつつ、
生暖かく、黄色味掛かった液体の中へ、ゆっくりと潜っていく…
…ぴちゃんッ…
其れに続いて、今度は左足が…
…ぴちゃんッ…
…ぴちゃんッ…
…ぴちゃんッ…
…ぴちゃんッ…
更に続いて、
美鈴の背後に付いていた2匹の両足も、
聖水の中へと、相次いで入って行った。
正常に表示されない、とは?
携帯からなら見れますよ。 不思議です。
他の板に貼り付けた画像は見れるのに、
何故かSM板に貼り付けると『未検出』となってしまいます。
しかし、皆さんが閲覧出来ているのであれば問題は在りません。
御報告、有難う御座いました。 リンクで飛ぶと見られないような。
アドレス直打ち込みでOKです。 >>204
御指摘の通りにしてみたところ、
此方からも見る事が出来ました。
貴重な御意見、有難う御座いました。 富樫先生と沼先生の作品は月単位で待っても読む価値があります。 >>206
そういえばNGLで人間が蟻に狩られて餌置き場に素っ裸で山積みにされてる
場面があったね。
あれは俺も結構興奮したわ。
【グレイ】
爬虫類より進化した知的生命体。
地球人文明を遥かに凌駕する超高度文明を有する。
3000万年前の太古より全宇宙を支配する代表的生命体。
第1話、人間狩り
グレイの小型宇宙船は夜の側にある日本列島の山間部に着陸した。
ここを着陸地点に選んだ理由は、上空から観測してこの小さな列島が、
この星で最も人口が密集し、かつ文明が進んでいるように見えたからだ。
グレイは平均身長120センチ、腕が2本、足が2本で直立歩行をする。
指は両手、両足共に3本づつしかない。
皮膚は灰色で体毛はなく頭部ではダークブルーの二つの大きな目が妖しく輝いている。
通常衣服は着用せず、生殖器官ははるか昔に退化しており痕跡すら残っていない。
彼らの繁殖方法は体細胞内の遺伝子の配合・組み換えによって出来た新たな個体遺伝子を、
人間のメス(彼等グレイから見れば、人間もまた広大な宇宙の中の一惑星に生息している、
下等な野生動物のなかの一匹に過ぎないため、こうして動物的な性の表記を行っている)
の卵細胞と、その子宮を利用しての家畜代替生殖法よって行われる。
彼らが地球に来た目的は、その生殖方法の材料・道具として使用できそうな、
若く健康的で繁殖能力の高い人間のメスを捕獲することと、
彼等の旺盛な狩猟本能を満たすための純粋な娯楽としてのハンティングだった。
高度に進化し、強大な文明を有するに至ったとはいえ、爬虫類をその直系の祖先に持つ彼らは、
大脳辺縁系に深く組み込まれた狩猟本能・闘争本能などの攻撃的・嗜虐的な性向を未だ色濃く残していた。
その為、こうして時折、未開の惑星を訪れては野生動物を狩り立てるのだ。
3人(彼等からすれば、【人】と呼ぶに値する存在はグレイ以外には存在しない)
のグレイが戦闘服に身を包み宇宙船を後にして都市部へと向かった。 グレイの戦闘服は軽量で、かつ飛行能力を有し、着用者を光学迷彩によって透明にすることも可能だ。
また、極めて優れた防御力をも有し、地球人の持つ兵器による攻撃など何ら問題にしない。
3人のグレイが向かった先は産婦人科だった。
生殖能力をはるか太古に遺棄してきた彼等グレイは、他の原始的な生物が行っている
【交尾】・【出産】という生殖行動全般に強い好奇心を持っている。
グレイ達が産婦人科の医院に到着した時にはすでに夜が明け、診察が始まっていた。
まずグレイの一人が産婦人科医院全体をエネルギーバリアで包囲・封鎖した。
外界からの干渉を避けるとともに、バリア内に閉じ込められている獲物が、
外部へ逃げ出すのを防ぐためだ。
捕獲準備を終えたグレイ達は、迷彩機能を解除して産婦人科の待合室にその姿を現した。
待合室では20匹程の人間が診察を待っていた。
また、その他にも数名の看護婦が仕事中であった。
産婦人科なので患者は殆どが若い女性、すなわちメスである。
そして、その内の約半数が妊婦だった。
我が子を宿して大きく膨らんだ腹部を、慈しむ様に両腕で大切に抱いている。
女たちは、最初何がおこったのかわからないようだったが、
グレイの一人が近くにいた妊婦の一人に?みかかってレーザーナイフで腹を切り裂くと、
凄まじい鮮血とともに、たちまち部屋中に絶叫と悲鳴が轟いた。
腰を抜かして動けない者達、鬼の形相でグレイに物を投げつける者性達、我先に逃げ出そうとする者達。
しかし、逃げ出そうとした者達は医院の玄関でエネルギーバリアに阻まれ、
グレイに物を投げつけた者達は、光線銃で撃たれ、一瞬にして真っ黒に炭化した。
最初に腹を裂かれた妊婦は子宮から胎児を引きずり出されていた。
まだ生きているが出血が激しく間もなく息絶えるだろう。
そのグレイは妊婦から胎児と女性器をレーザーナイフで切り取ると、
持ってきていた防腐液で満たされた透明のカプセルに入れ、腰にぶらさげた。
狩りの記念品である。
虫の息の妊婦の残骸を捨て去ると、グレイは続いて、妊娠の判定に来ていたOLに襲いかかった。
必死に逃げようとするOLを押さえ込むと戦闘服のスイッチをいれた。
すると背中に背負った金属の背嚢から10数本の細いチューブが伸びてきて、グレイに抱きすくめられているOLの体をまさぐり始めた。
「アアアッ!いやーっ!助けて!離して!」
チューブの先端は抵抗するOLの肛門と生殖器を発見すると、すかさず体内に侵入していった。
「グワッ!ギャアアアッ!い、いたい、いたーいっ!」
チューブの先端は体の内壁を突き破り更に奥へと侵入し、内臓を破壊しているようだ。
さらに上半身をまさぐっていた別のチューブたちがOLの口と鼻と耳を発見し侵入した。
「アオオオッ!もごっ、もごっ、むんんんん!」
口をふさがれたOLは絶叫したくとも声にならない。
耳から侵入したチューブは鼓膜を破り、脳へ侵入する。
全てのチューブがOLの体に充分な深さまで侵入し終わると一斉にOLの体液を吸引し始めた。
「グギャアアッ!!!・・・」
耳から侵入したチューブに脳髄を吸引されたOLは絶命した。 なおもチューブ達は絶命したOLの体から体液を吸い取り続けている。
吸引した体液は、凝縮されてグレイが背中に背負っている金属ケースに収められる。
これも記念品の一つで、爬虫類の彼等はハンティングが終わった後、
獲物の体液から作ったスープで打ち上げの宴を催すのだ。
やがて全ての体液を吸い取られ、骸骨に皮膚が張り付いただけの
ミイラ状態になったOLの体は、打ち捨てられて床の上を転がった。
こうして、ひとしきりの殺戮を楽しみ、昂ぶる嗜虐欲を満たしたグレイは、
殺戮現場で恐怖にへたり込んでいるか、
バリアで閉ざされた出口で立ち往生していた生き残った女たちを、
待合室の一箇所に集め、横一列に整列させると、恐怖に竦む女たちに自動翻訳を使って命令した。
「衣服を全て脱いで全裸になれ。
服の他にも身に着けているものは全部取り外せ。
素っ裸だ。判ったかッ! 」
女たちは震えながらも言われたとおりに服を脱ぎ始めた。
もう何人も目の前で惨殺されている。
それも最も酷いやり方でだ。
相手が宇宙人であるとかはどうでもよかった。
なんとかしてここから生きて逃げ延びたかった。
「お、お願い。何でも言うこときくから・・・殺さないで・・・」
女たちはブルブルと震えながらも命令どうり全ての衣服を脱ぎ去り、
時計や指輪等の装飾品も取り外して宇宙人グレイの前にその若く白い全裸の肉体を晒した。
女達が全員全裸になったのを確認すると、グレイは列の端に立たされていた女のほうから、
一匹ずつ順番に上半身の検査をしていった。
左右の乳房の発育度合いと、その張り具合。
乳輪と乳首の大きさと、その弾力性。
骨盤の大きさや、恥骨の出っ張り具合などの肉体の有様を、手で摘んで弾いたり、機械で測定したりして確かめていく。
「床に仰向けになり、脚を開いて両手で生殖器を広げてみろ。
腰も上に浮かせろ。 こっちによく見せるんだ。」
「はい・・」
上半身の検査を終えたグレイが出した次の命令の言われるがままに
女たちは床に寝そべって仰向けになり、両脚を開いてあらわになったワギナの内側に生える二枚の肉襞を、
両手の指で摘んで左右両側に広げて生殖器を剥き出しにすると、グレイに良く見えるように上方に腰を浮かせた。
恥ずかしさよりも恐怖が先に立っており命が助かるためなら何でもするつもりだった。
グレイは、無理な姿勢に全身をプルプルと痙攣させながらも、懸命に姿勢を維持する女たちの股間に顔を近付けると、
上半身の時と同じように手や指で弄ったり、機械で測りながら女たちの局部を調べ上げていった。
全員の検査が終わり、再び立たせて整列させると、
今度は何をやらされるのかと不安と恐怖に慄いている全裸の女達を眺めながらグレイは語り始めた。
「我々には生殖器がないため子供が産めない。
故に我々が子孫を残していくためには、生殖能力を持った他の生き物の生殖器を使って、
我々の代わりに繁殖行為を行わせ、我々の子を産ませる習慣があるのだ。
そして、お前達の生殖器は上も下も優秀だった。
喜べ、全員合格だ。
これからお前達は、我々の宇宙船によって専用の牧場に運ばれ、
そこで繁殖能力の続く限り、一生我々の子供を産み続ける生体代理出産機として飼育されるのだ。
お前達は若くて優秀なメスだから、良い家畜になりそうだ」 「いッ・・いやーーーッ!!」
一匹の女がそう絶叫しながら列を離れて走り出した。
グレイは逃げ出そうとする女の背中にレーザーを一発を打ち込んだ。
「 ギャアアアッ!」
女は断末魔の叫びとともに、瞬時の内に黒い炭の塊となり、
そのまま床に崩れ落ちてバラバラに砕け散った。
辺りに黒煙が舞い上がる。
グレイは、やれやれと呆れた様な笑みを浮かべながら銃をしまった。
「抵抗しても無駄だ。
死にたくなければおとなしく船に積み込まれるんだな」
女たちの潤んだ瞳が、絶対的な絶望の中に沈み込んでいった。
観念しておとなしくなった女たちは、グレイに小突かれながら、
上空で待機していた宇宙船の真下に連れて来られると、
青白い光線とともに船内に引き上げられ、用意されていた家畜用の檻の中に閉じ込められた。
一時間後、三人のグレイが引き上げたあと現場となった産婦人科医院は血の海となっていた。
現場に残された遺体は、ほぼ全員が体液を搾り取られるか、性器と子宮を抉り取られて絶命しており、
医院長の産婦人科医の他抵抗した数名の人間は、光線中で黒こげにされた粉末となって見つかった。
只一人の生存者として、トイレに隠れていた女子高生が発見・保護されたが、完全に正気を失っており、
犯人は宇宙人で、他の人間達はその宇宙人に家畜としてさらわれた言い張ったが信じるものは誰一人としていなかった。
近頃は、引越しや仕事やその他諸々の用事で落ち着いて居らず、
今少し創作意欲が沸き起こりませんでした。
この状況は、今暫く続きそうです。
なので、繋ぎとして短編を投下致しました。
尚、上記の話は、現在もSM板に在る「生体実験小説」の中から、
私が感銘を受けた話を、加筆・改編したものです。
気にせず充電してください。
江川版屑ヤプーとは桁違いに、沼さんのヤプーは待って読む甲斐があります。
短編の方も面白いですよ。 真っ直ぐに言いマツ。
早く続きをお願いシマツ。m〇m
第壱拾壱話
【 拒絶 】
「 雌畜よ。
御神は、汝を神の飼畜として飼養なさる事を御決めになられた。
此れにて汝は、誉れも高き神畜の一群に加えられたのである。 」
虚脱した乙女の虚ろな誓いの後、
其れを聞き受けた黒天使は、そう宣告した。
そして、黒天使は更に、穏やかな口調でこう言葉を続けた。
「 喜ぶが良い。
御神は、新たなる飼畜の一匹と成る事を誓った汝に、
此れより、祝福の聖水を、御恵み下さる。
勿体無くも下賜された、御神からの賜り物である。
己が身の上の幸福と、御神への尊崇の念を思い、
畏まって頂戴せよ。 」
そう黒天使が告げると、
今度は、美鈴の左右後方に位置していた2匹の内の右側の一匹が、
其の両手で美鈴の小さな額と細い顎を掴み、
グイッと其の顔面を上方に向けさせ、更に顎を下方に動かし、開口させた。
そして、(美鈴から姉と呼ばれた)左側のもう一匹が、
天を仰がされて固定されている美鈴の左前方に回り込んで来た。
すると、其の雌は、其の両手を用いて蕩蕩と湛えられている聖水を、
ゆっくりと、恭しく掬い上げ、
更に、頭を一度深く下げた後、
其の手中の聖水を、静かに口に含んだのであった。
そして、
「 御聖水…
御下賜! 」
という、黒天使の、短くも重厚な号令が響いたのと共に、
其の雌は、己の口唇を、美鈴の口唇へと近付け、
其の儘、美鈴と接唇した。
すると、雌は、其れまで己が口中に留めておいた聖水を、
美鈴の口内へと放流し始めたのである。
そして、含んでいた聖水の全てを、美鈴の口腔へ注入し終えると、
其の儘接唇しつつ、右手で美鈴の鼻孔を閉塞し、
美鈴の呼吸を不能にした。
そして、暫しの静寂の後……
……ゴクッンッ……
という美鈴の咽喉元からの小さな嚥下音を伴ないつつ、
聖水は、乙女の臓腑へと送り込まれて行ったのであった。
「 此れにて、
汝の禊と契りは遂げられた。
御神への感謝を抱きつつ、
彼方にて控えておれ。 」
黒天使の宣告に従い、
2匹の先導畜は、少女の体を両側から掴んで美鈴を立ち上がらせると、
乙女の後頭部に手を回し、其の儘上体を折り曲げさせて一礼させた。
そして、再び美鈴の手を取って美鈴を反転させ、
今度は先程降りてきた階段をゆっくりと上っていった。
そして、上り終えたところで美鈴を振り向き直らせ、もう一度深々と拝礼させると、
また、向きを反転させて、元来た赤絨毯の道を連れて行き、
美鈴は、彼女が歩かされた赤絨毯の、其の出発点にまで連れ戻されたのである。
そして、美鈴は、其処で待機していた5組目の先導畜達に引き渡され、
其の2匹によって、黒天使から見て右側の通路に向かって体勢を変えさせられた。
尚、美鈴が此れまで歩ませれて来た経路、
つまり、黒天使から見て左側の通路上では、
先程、太鼓が打ち鳴らされていた各地点で、
美鈴と同様に拘束具から解放された全裸の美女達が、
先導畜達に両脇を抱えられながら、
或る者は不安そうに顔を強張らせながら、
又、或る者は呆然と無表情に立たされている。
美鈴が最初の畜洗礼へと引き立てられて行った後、
其の後を追わされる形で連れて来られたのであろう。
「 続いての新畜…
参れ。 」
美鈴が最後の先導畜達に引き渡されると共に、
再び黒天使の号令が下された。
そして、美鈴が先導畜によって元の下層へと下ろされて行く一方で、
彼女の後ろに並ばされていた女達は、
其の、うら若く、瑞々しい肉体を、神前に披露させられつつ、
【飼畜への道】
を、続々と歩まされていくのであった………
この続きは、7月内に、
第壱拾弐話【人か?獣か?】
と一緒に投下出来ればと思っています。 >>229
長身美形女優ばかりならよかったのに。制作費的にムリか。
制作費といえば、映画化の話はどこへいってしまったのだろう。
まあそんなことより正二氏の続投に期待。 >>230
ヤプーの小説スレで探したけど、映画化のHPはここだったかな?
ttp://www.yapoo.skr.jp/index.shtml
なくなってるみたいだけど >>224の続きです。
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…悔い改めます…
・
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…はい… …誓います…
・
・
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…誓います… …はい…
・
・
・
…誓います…
・
・
・
・
・
香織が座らせられていた場所は、
室内最下層の最後部であり、
前方の階段を上った先は死角となっていた。
其れ故、香織は其処で一体何が行われているのか
全く解らぬまま、実に5時間以上の長きにも渡って
前屈みの窮屈な体勢を強いられ、
凝り固まった肉体から滲み出るベットリとした苦痛と、
壇上へ連れて行かれた女達が、
全身ずぶ濡れの状態にされて連れ戻されて来た事による
恐怖心に苛まれ続けた。
そして、香織の前の女達全てが連れて行かれ、
最後に壇上へと引っ立てられた香織は、
遂に、階段を上った先の光景を眼の前にし、
今まで此処で行われてきた行為の実態を知った。
そして、香織は其の胸中に、
強い反感と怒りの念を燃え上がらせた。
“ 何てことなの!?
こんなに大勢の、
それも何の罪も無い普通の女性達を、
あんな残虐なやり方で誘拐・監禁した挙句、
こんな醜悪で、変質的な遊戯によって玩ぶなんて!
何が神よ!
何が天使よ!
何が畜生よ!
あれこれともったいぶった口ぶりをしていても、
やっぱり、弱い女に乱暴して楽しんでいる、
異常性欲者達の、身の毛も弥立つ凶悪犯罪よ!!! ”
だが同時に、其の怒れる心中には、
消ええぬ疑問と苛立ちも湧き上がっていた。
女達が次々と、あの黒衣の男の命令に、
無抵抗に、いとも易々と従って誓いの言葉を述べ、
水瓶の中に裸身を沈め、白亜の巨像に平伏し、
深々と拝んでいく様が、如何とも理解し難く、
又、腹立たしかったのだ。
何故、彼女達は少しの嫌がる素振りも見せぬ儘、
あんな屈辱的な仕打ちを受け入れているのだろうか?
恐怖心に駆られて仕方なく従っているにしても、
余りにも素直過ぎるのでは無いか?
あれではまるで、意思の無い人形ではないか?
と、壇上の隅の方から、
香織は、眼前の悪辣且つ奇怪な行為に対して、
憤怒と疑問の念が入り混じった視線を向けていた。
だが、しかし、
次に打ち鳴らされた太鼓の音と共に、
両脇の先導畜達によって壇上の中央部へと引き出され、
長大なる真紅の絨毯の上に立たされた後、
其の先の【存在】を真正面から眼にした時…
香織は、今自分が、
言い表しようも無い程に異質で、
尋常ならざる別世界の中に、
其の身も心も総てが飲み込まれようとしている事を思い知らされた。
" 他の事を考えよう。
気を散らさなくては…
あの男の眼を正視してはいけない…
在らぬ方を見なくては…… ”
香織は反射的にそう思った。
しかし、
そう考えれば考える程に、
益々、其の男の異形なる姿が、
香織の脳内を占拠してしまう。
しかも、視線を逸らそうとしても、
其の懸命な意思は、
彼女の眼球には全く届かないのであった。
“ 何故!? ”
乙女は驚愕した。
しかし、其の思いも、
彼女の表情には少しも反映されてはいない。
激しく動揺している心とは裏腹に、
彼女の肉体は、其の両脇を抱える先導畜達によって、
ゆっくりと真紅の魔道を歩まされ、
ついに、其の終点に辿り着いた。
そして、例に依って肉体の査定が始まった。
待ち構えたいた2匹の雌畜の両腕と視線が、
顔面。
乳房。
腹部。
腰部。
臀部。
性器。
両腕。
両脚。
と、
香織の肉体の隅々迄を這い回って行く……
“ ……いやっ!……
……やめて……
………おねがい……… ”
香織は、胸の内で叫び、懇願した。
しかし、乙女の美体は、相変わらず
其の主の指令に反応する事は無く、
只、人形の様に力無く直立した儘、
先導畜達のされるが儘に裸体の査閲を受け入れている。
どうして動けないのか!?
香織の焦燥はさらに肥大して行く。
どれ程強く心で念じても、
体が全く言う事を聞かない。
まるで金縛りにあっているようだった。
脳は覚醒しているので意識は有るが、
体が睡眠状態の儘である為に、
口も開けなければ、指一本動かせぬあの状況であった。
「 黒天使様に申し上げます。
此の雌畜、全身の如何なる処にも、
不具は、一切、御座いませぬ。
白き御神の飼畜として、
満足な働きを果たし得る、良畜に御座います。 」
香織が心身の乖離に胸中を掻き乱されていると、
其の乙女の裸体を診断し終えた雌畜の口から、
例の言葉が聞こえてきた。
そして、さらに続いて…
「 汝に問う。
汝は、此れ迄、
汝が、畜界に於いて犯した、
汝が、尊ぶべき
畜生の道より外れた数多の罪を
今、此処に、
悔い改めるか? 」
という、異形なる男からの問いが香織に向けられた。
“ 何を馬鹿な事を!… ”
香織の心は、直ぐさま大いに反発した。
が、しかし…
「 ……悔い……
……改めます…… 」
…香織は、唖然とした……
あれ程必死に拒絶の念を送り続けても、
まるで反応の無かったこの体が、
何故、自分が心にも思っていないことは、
こうも易々と、口にしてしまったのか?……
………どうして?………
この男は一体何者なのか?…
まさか、本当に神の意を受けて遣って来た、
本物の天使なのか?…
だとすれば…
自分は、この男の言う通り…
人間ではなくて…
神に飼われる……只の畜生という事なのか!?…………
…………どうしよう?…………
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
香織の動揺と混乱は、とうとう、其の極点にまで昇り詰めた。
聡明にして気丈なる乙女の心が、
臨界領域を突破した暗黒のカオスによって
ドロドロと融解していく………
「 神は、汝を、御許し給うた。
因って、汝は、
汝の魂と肉体に巣くう、
其の悪しき畜界の穢れを
全能なる御神が御恵み下さった
此の、慈愛の聖水を以って浄化するが良い。
然して、汝は、
穢れ無き無垢の素体へと回帰し、
其の純正なる心身の基に神畜の契りを交わし、
神に飼われる奉畜として生きることを誓うが良い。 」
漆黒の天使からの宣告が、
其の鋭い眼光諸共、黒水晶の様な乙女の瞳に射込まれた。
稀類なる美少女の瞳孔は、
其の動きを停め、次第に弛緩し、澱んでいった…
この時、香織は、其れ迄とは全く異なる、
得も言われぬ様な心地良さの中に浸っていた。
魂がフワリと浮き上り、
眼前が極彩色の神々しい光で溢れている…
《 汝は家畜である 》
《 汝は家畜である 》
《 汝は家畜である 》
何処からとも無くそんな言葉が聞こえてくる。
緩やかで、温かみの有る声で…
とうとう幻聴まで起こったようだ。
だがそんな事はどうでもよくなっていた。
繰り返し語りかけられる其の言葉に、
香織は、自分の凍て付いた魂が優しく抱擁され、
深遠なる慈愛によって温められて行く様な気持ちを覚えていた。
ふと、気付けば、
自分は、聖水の水瓶へと続く階段の前に立っていた。
《 汝は家畜である 》
《 汝は家畜である 》
《 汝は家畜である 》
子守唄の様に心地良く、
幾度も繰り返される其の言葉に誘われるかの様に、
香織は、其の階段へと脚を下ろしていく…
“ …家畜…
…あたしは…
…家畜………あたしは…家畜…… ”
自分は人間ではない…
神様に飼われる家畜なんだ…
そんな考えが自我の片隅にポツリと生まれたかと思うと、
其の思いは急速な膨張を遂げ、
忽ち彼女の心の主役となった。
あれ程嫌がっていた筈なのに…
今では其れが当然の事に思える…
いや、其れどころか気持ち良くさえある…
身心の総ての力が抜け去り、痺れた様な陶酔が訪れた。
胸底の溜まり気を吐くと、香織は間遠い呼吸に移っていった。
“ 私は人間では無い…
私は神様の家畜なんだ… ”
乙女は与えれる言葉を夢心地で聴いた。
無上の音楽の様に心地好く、
深い安らぎが薫風のように身を包んだ。
そして、階段を下って来た香織の右足の先が、
水瓶に湛えられた聖水に触れようとしていた…
…しかし、其の時、香織は視たのである…
黄金色に輝きながら、緩やかに揺らめく水面に、
全裸体に首輪一つを嵌められただけの自分の姿を…
無表情で、生気が感じられぬ人形の様な自分の顔を…
そして、
水面に現れている自分自身の、
其の輝きの消えた漆黒の瞳と目が遇った時、
香織の中を、
母や父、
そして、此れ迄の18年間に渡る自分の姿が、
稲妻の様に一気に駆け巡った……
…其の直後…
香織の体は、動きを止めた。
そして、伸ばしていた右足を後ろへ戻した。
彼女を背後から聖水へと誘導していた先導畜達が、
突然、歩を止めた香織の後ろ姿を見ながら驚いている。
そして、暫し其の儘、時が過ぎた後、
腹の底から絞り出したかの様な、低く、強い声で、
香織は言った。
「 ………………………………………ち…違う……
……あたしは………………………
…家畜なんかじゃ………ない…
…私は…人…紛れも無い…
…一人の…………女…
そうよ!
私は、立花香織…家畜でも獣でもない…………人間よ! 」
其の時、笛の音が止まった。
凛然たる張り詰めた静寂が、香織を中心に周囲に広がって行く………
つつ゛く
上に同じ。
ここまででも凄い濃さなのに、
調教が始まったらどうなるんだろう?(´Д`;)ハァハァ
沼タマ。ゆっくりでもいいのでどうか完投をお願いシマツm(_ _)m
第壱拾弐話
【 人か?
獣か? 】
「 放してッ!!! 」
香織は叫んだ。
そして、香織の体を掴んでいた先導畜達の腕を振り払うと、
踵を返して階段を駆け上がり、赤絨毯の上を一目散に駆けていった。
「 助けてーーーッ!!!!! 」
そう絶叫しながら香織は走った。
しかし、香織に差し伸べられる救いの手などは無く、
代わりに迫って来たのは、逃走者を捕らえんとする魔の手であった。
先ず、香織に振り払われた階段付近の先導畜2匹が、
背後から香織の肩を掴まんとした。
だが、香織は更に加速して其れを振り切ってみせた。
次は、赤絨毯の先に立っていた先導畜2匹が、
前方から香織に向かって迫って来た。
しかし、香織は即座に体を右に向け、
掴み掛からんとした2匹を出し抜くと、
其の儘、この先導畜達が出て来た、
壇上の端にある出入り口に向かって走った。
すると今度は、壇上の騒動を見て、
室内の最後部から駆け付けた黒人達5〜6人が、
横一列になって香織の前方に立ちはだかった。
しかも其の手には、あの時黒人の一人が見せ付けた、
あの奇怪な肉棒が、ピンと張り詰められた姿で握られている。
「 コイツメッ!!! 」
立ちはだかっていた黒人の一人が、
大きな怒声を上げて走って来た。
そして、握っていた棒を振り上げると、
香織に目掛けて思いっきり振り下ろした。
「 ナニッ!!! 」
其の黒人は驚愕した。
振り下ろされた鞭を、
香織が間一髪、左に避けてかわした為である。
そして更に、攻撃が空振りに終わり、
体勢を崩されて前方によろめく其の背中に、
香織からの、積盛の怒りが込められた、強烈な一蹴を加えられた。
「 グァッ!!! 」
黒人は痛声を上げ、床の上にドシンと倒れ込んだ。
すると、其の弾みで、手に握られていた長大な肉棒が、
床の上に放り出されたのである。
香織は直ちに其処に駆け寄り、其の肉棒を手にした。
そして、其れを両手で握り、立ち上がると、
肉棒の先端を、残った黒人達に向けながら、
美しくも鬼神の如き気迫を以って、大男達を睨み付けた。
原典の章名に則れば「香織大あばれ」というところでしょうか。
「類稀なる」ヤプーであることが感じられて、今後の展開への期待が
ますます膨らみます。引き続き期待しています。 麟一郎は柔道で、香織は剣道で大暴れということですね。
続き待ってます。
>>215江川のあれは確かにやっつけ過ぎてムカついたけど、
江川の画風は好きなんだよなぁ〜。
だから余計に悔しいんだけど。
あ〜ぁ、江川がGOLDENBOY並みの意気込みで、
ここの沼さんのYAPOOを漫画化してくれたらな〜。 そういえば、ここの沼さんは前に試験投下ですとか言って
雌ヤプーみたいな画とか写真を投下されてましたけど
あれって漫画化の準備だったんですか? >>261
挿絵として文章の最後に付け加えようと思っていたのですが、
大変な上に、挿絵による描写の対象となる
そもそもの文章を作成するのにも手間取っているような有様なのでやめました。
しかし、今後、状況が変われば再度試みてみようとも思っています。 >>262そういういことでしたか。
まあ無理せず続けてください。
楽しみにしてます。 男性論女性論板の女権国家スレが落ちてしまっている。
スレ主の素晴らしい小説を楽しみにしていたのに旧に居なくなった。
一体なんでだろうか?小説自体パクリだったのか?それともこれを読んでいた
出版関係者の目にとまりデヴューでもするのだろうか?? 上の方の御指摘をすっかり忘れておりました。
見えますね。 >>265
なかなかですね。シンプルさにかえってエロスを感じます。
個人的にはキミコとユッキーを見てみたいです。 >>268
私は、少女漫画のような誇張された画風よりも、
出来るだけ現実に近い写実的な画風が好みです。
ですが、顔の表情は、あまり簡素だと味気ない一方、
細かく描き過ぎると逆に不気味さや不自然さが出てきてしまうので、
その加減が難しいところです。
私の知識が足りないのか、イメピタの場合ですと
貼り付けた画像が元のものよりも大幅に縮小してしまうので
こちらに掲示しました。
http://jp.msnusers.com/humancattleyapoo/shoebox.msnw
見えますか? 最近は絵を描くのが面白くて
外伝を書く気が盛り上がりません。
まとまった投下には、時間が掛かりそうそうです。 >>269
大きいサイズで拝見できます。ありがとうございました。
キミコとユッキー、いいですね。特にキミコはあのシーンが思い起こされて
興奮してしまいます。
沼さんのペースで、絵と文章の両立をさせていただくよう期待しております。 SFとミステリー板から見えない死角に傑作発見!百合枝から離れて雌畜蜂房を取り上げるとは流石です。
これから香織はナナリー中を逃げ惑い、肉椅子とか畜人馬 馬形双体を目撃したり 畜人犬に追い回されてスネークよろしく通風筒を這いずり回つたり、黒奴の服を奪い着て皮膚反応痛で捕まったりするのでしょうか。
所で、香織が居たのは20世紀日本でも邪蛮国でもない メガゾーン24の拡大版 異星の「偽日本」なのでは?
捕獲されてすぐ首輪されてるし 畜籍登録も権利宣言の鞭もない 見つめられてるだけで身動き出来ないと云うのも
全員 最初からクリス青年の私物であったとしか思えません。時代もクララと麟より未来らしいし。
2日過ぎてるのに空腹や排泄不能に気づかなかったり、洗礼の聖水の芳香に記述がないのは隠し球があるのでしょうか。
つまらぬ事を書きましたが、続きが読める日を楽しみにしてます
こんにゃくゼリー発売禁止反対著名サイト
ttp://www.shomei.tv/project-146.html
野田聖子さんへのご意見はこちら
ttp://www.noda-seiko.gr.jp/contact/ この作品自体パラレルワールドじゃないかと。
海外言語としての英語があるし、クリスはスカートはいてないし。
それも含めて楽しんでます。
個人的には香織と同年代の少年畜の運命も読んでみたい。 偽日本/クララと麟一郎よりも未来の話らしい?
>一度の捕獲数が万を超える多さは余程の大事故の偽装でも隠蔽し難い。
戦争なら兎も角。麟の畜籍番号が初版「41267」が後に「1267」にケタ数下がってます。
新興別荘地で四万は、イース全体から見て乱獲だと原作者も反省した?
美鈴の姉が、先導畜として振るまえるのは少なくとも一回は双仔を出産した、
実績と自信が有るから。
妊娠期間を十月十日と計算しても、つまり死亡=畜生転生したのは
ここ一,二年程前。
故に「異星上に構築された、偽の日本が沢山あって、
一フロア分千匹ずつ捕獲して回っている、
6,80億匹中の一万匹弱なら目立たない」と推論が立つ。
トワイライトゾーンや鉄腕アトムにもあるSFの定番。
板橋しゅうほう「アイ・シティ」とかも。
?
皮膚強化処置も棺桶型じゃなく、
量産向きな檻自体の非接触型熱線放射方式に進化してるし、
クリス青年は香織に、
洗礼をつかさどる黒天使=老黒人は雌畜全員に、
見つめただけで魅了し抵抗心を奪う強い能力
…クララの麟へのOQ命令波指数を超越するも一過性でギアスと違う。
既に読心能化手術が施され、
彼女らの全身を流れる血液中の水分がクリスの尿と交換済み?
…とかを考えるとヤッパリ未来かなあ。
クリスはウイリアム以上のお転婆坊ちゃんかも知れん。
香織は英語が判るのに黒奴からジャバンと云われて、
教えられてないのか日本の事と理解できない。
自らを日本女性と律しているから邪蛮国民でもない。
巨大ヤプーは英語を教えられてなかったけど、
たかがボート曳の水中畜が独学で修得してる。
雌畜はキミー同様、他用途でしょ。
クリス青年に「良いセッチンになれそうだぞ」
と軽蔑とも励ましとも付かぬ謎の言葉を掛けられるし。
運命の女神ならぬ男神!
ヤプー版「紫の人」になるかクリス?
香織は「紅天女」ならぬセッチンの名器になれるのか?
そもそも意識して、心ときめくクリスのセッチンに成ろう
と思う心境に達する日はいつ来るのか?
四つん這いで逃げ回る時は珍棒をポケットに仕舞う代わりに、
口にくわえて持ち運ぶ、あられもない姿をさらす覚悟はあるか香織。 ここの作家、ペンネーム沼正二氏はhp「生体実験小説」のファンらしいが、
諸兄は
hp「人体改造研究所(人改研)」をご存じか。
近未来、少女が徐々に人権を失い、
家畜化され道具化された挙げ句に創り出された
新家畜「牝」。
やがて牝がより高性能の牝を生産し始め、
人権持ちの女は使い勝手が悪いので、社会につまはじきされ、
人権放棄して牝に改造して貰おうにも、
存在価値すら無くなってしまい絶滅、
遂に人類は男性のみとなって、
牝が社会の底辺を支えていくと云う話。
年表付きで展開してるんだが、
ここも昨年から未更新なのが玉に瑕。
お奨めは造乳エンジン
…諸兄のお好みにも合うかな?
沼正二氏、続き頑張って書いて欲しいな、本当。
パラレル物は当方インストール可です。
女権革命が失敗した世界、
クララ没後に反女権革命が起こった世界、OK。
ヤプー・ファンのオリジナル
「ヤプー外伝リリスの帝国(hp「蛭子バスター」内)
を数年前から見ているので。
「田植えバルカン人」以来、更新してないので寂しい。
石ノ森調の挿絵のユッキー&キミーは好みなんだが。
>>276
昔見た映画でこんなのがあった。タイトルは失念。
遠い未来、技術は発達したものの公害(時空間への悪影響)と生殖能力の低下で絶滅に瀕していて、
更に時震(timequake)に襲われ終焉へ秒読み段階に入っていた。
そこで、現代世界で航空機事故などで死亡する人々をコピー品とすり替えて連れ去り、
(公害も無い)更なる未来へ送って人類の存続を図るっつうやつ。
現在の日本で一瞬にして一万人が消えたら大事件だが、
一日当たり数十人の自殺者、数百人の事故死・病死・その他変死者、そして行方不明者が当たり前の日常。
これらのうち半数がコピー品と入れ替わっていたとしたら。。。
一定期間の観察で選ばれた若い畜体が、ふさわしいと判断された段階で、前処置として現世への執着を減退(はたからは鬱状態に見え)させられる。
数日で外部からコントロールし易くなるので、人気のないところへ誘導し自殺体に見えるコピーとすり替えられていたとしたら。 >>279
それは白黒版トワイライトゾーンあたりからのSFの定番
長谷川裕一の時間警察マンガ「クロノアイズ/グランアイズ」でも用いられ、
ビジュアル度アップさせたのが
ライトノベル&アニメ「灼眼のシャナ」の「トーチ」だ。
人間世界の隣にあるが、歩いては行けない異世界「紅世:グゼ」
そこの変幻自在の住人、紅世の徒:トモガラは、炎の様に見せる魔力を振るい
「人間の存在する力」を喰らう、クトゥールー的異次元の魔神ないし吸血鬼。
喰われた人間は肉体が火の粉となって消滅し、
かつ人の記憶や記録(文書写真等)から最初から居なかったものとして、
子は親を、親は子を忘却してしまう。バック・トウー・ザ・フューチャーの写真の様に。
紅世の王らは 人間を乱獲すると因果律の混乱で人間界と紅世が共に崩壊する事を知る。
王は同族の徒を討滅する事を決め、人間界に渡り、徒に復讐を誓った人間の内部に入って二心一体の超戦士「フレイムヘイズ」となった。
「シャナ」はその一少女戦士である。
人を喰らうと世界が揺らぎ、たちまち王とその討滅の道具が襲ってくる。徒は恐怖した。
が、やがて徒はフレイムヘイズの目をくらます事を考え出す。
食い残した僅かな人間の力を使って造る、疑似存在トーチを。
見た目も本人も気が付かないが、ロウソクがゆっくりと燃え尽きるように存在感が失われていき、
本人の精神活動も低下して、誰もが気に留めなくなるとひっそりと消える。
世界の歪みを探知しても、徒は逃げた後だ。
フレイムヘイズはトーチを保護せず、徒の破壊活動の痕跡の修復・隠蔽等の為に「存在の力」を収奪、滅却して恥じない。
この、はかなさ無力感は美しい。評判になる訳だ。
ヤプーもはかなさでは負けていない。
ヤプーが、年老い怪我や病気で働けなくなると、畜肥:イキゴヤシにされる。
墓場無きヤプーの墓場だ。
花壇や田畑、森林に生き埋めにされ、草木に命を吸い取られ(骨も残さず?)、最後の一花を咲かし、果実を実らせ、主の目や舌を楽しませるのだ。
麟一郎は二百年後、クララの副葬品として生きたまま時間墳墓=停滞時空間に埋葬される事が決まってる。が、百合枝は、ひょっとして母も?
雌畜蜂房あたりの桜(欧州だと林檎?)の巨木と化しちゃてんじゃないの?
sm小説は恐怖と苦痛を伴う純文学で、恐怖小説に生き埋めは付き物だ。
誰にも気づかれずに消える。これも美学だね。
前回、云い足らなくて誤解を招きそうな事や間違えた事があったので
追補>2日経ってるのに空腹も排泄不能も気づかない。
【本文ページのみをワープロに落とし枝を払って、更にJPEG化しPSPに落として80ページ超。
携帯化して読み直してみると、あ、検査と移動以外は全部眠らされてるねえ。
時間感覚の喪失か。
それとも香織は医者の娘だから、寝てる内に導尿浣腸・鼻腔から胃に注餌されたと気を回した過ぎたのかな。
4、5日目(百時間)ならそろそろ出ますね、肛門からエンジン虫の尾部が!
洗脳不十分、先導畜の説明無しじゃ、さぞかし香織は驚くだろうな、
一心同体、誰よりも親密な関係の、これから一生彼女を養ってくれる、終身のパートナーとの対面式!
逃走中だと畜乳充填できないので引っ込まずに?尻尾引きずりパニックかな。
寄生虫館館長の女子高生の回虫エピソード思い出します。
畜乳の正体を知ったら又一悶着だな。
それとも「和式便器のように畜乳管の蛇口が覗く穴に跨れば、あとはエンジン虫に任せるだけ、数分で済む。
尻尾を伸ばすのは恥ずかしいし、空腹は満たされないが、一週間は元気に生きていける」と知って、
あたかもペットと一つのパンを分け合うみたいに、エンジン虫に感謝し愛着を湧くようになるかな?
SF的には、生体核融合か生体対消滅か、ハニーの空中元素固定装置みたいな超生物と考えられる】
追補>尿洗礼の芳香
【薬かテレパス精神干渉で鼻が馬鹿になったか、全血液尿交換で自分の体臭と同じになって気が付かない?】
追補>女権革命失敗、クララ没後に反女権革命勃発
【この場合、反動で男尊女卑が徹底され、敗者の白人女性は雌ヤプーよりも不遇じゃないの?
纏足どころか「ボックス・イン・ヘレナ」「狸の方程式」並に手足失い首と胴だけにされ、
裸同然、逆にフランス人形のように着飾らされて
化粧箱に入れられ循環装置付けられ、子宮畜使用の特権も廃止、人権も有名無実化し、
単に「性の快楽機械」「白い子供を産む機械」になってるとか。
香織が「良いセッチンになれる」と云われ、唇人形にと云う話が無かったのはその所為?
原作者怒るかも知れないが、SM的にそれも有り!
SFマガジンのバックナンバーにあったな、全女性が電気釜みたいな家電製品化し、産んだ子供に代々犯され続ける世界。
あれは森奈津子のデビュー作だったけ?男は書けん物があると思い知った】
追補>全員 最初からクリス青年の私物
【前史日本・邪蛮共にイースの国有地で、生息ヤプーは国有財産。だから捕獲すると防犯登録と申告が必要な訳。
それが不要と云う事は、日本?の全住人がクリスの、それも生家の所有物でなく
彼個人の処分財産で、目には見えない刻印が身体に産まれながらにあるのでは、と思った次第。
新作ウルトラQに、宇宙人グレイの紋章が、家や衣服、素肌に、遂に赤血球にまで印され
最後にスナッチされる女の悲劇物がありました。
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