>>510
つづき

「クスクス…もういいわ。じゃあ次は土下座してあたしの靴舐めて。」

もう命令する事になんの躊躇いも無かった。
だってコイツは人間じゃない。豚だもの。
家畜はキチンと調教してあげなくちゃ。

「ぶひ…ぶひ…」

豚は鳴きながらゆっくりと陽菜の脚下へと歩み寄り、四つん這いのまま顔を爪先に近付けると、舌を出してペロペロと舐め始めた。

「お前のせいで汚れたんだからちゃんと綺麗にしなよ。裏側もね。
終わったら凛子と美咲のもね。」

健介は聞こえているのかいないのか、ぶひぶひと小さく鳴きながら、みすぼらしい尻を突き出して必死に主人の靴を舐めている。

その姿が余りにも腹立たしくて、豚が左の靴を舐め始めると、陽菜は右脚を振り上げて豚の後頭部を思い切り踏みつけた。