教員も50%がまず女性優先で決められ、残りの50%は試験で選ばれた。
しかし選ぶ権限が校長にあったので必然的に女性優先。
結局男性教員は10%程だが、異議を唱えれば女性差別とされるので男性教員は萎縮していいなり。
トイレは男女別に分かれていないが、女子が使っているときは男子は女子を優先しなければいけないので使えない。
そのため我慢できずに漏らしたり、校舎の影で隠れてする男子がいるが、見つかって叱られる。
トイレすら我慢できない男子がいかに劣っているのかをそのたびに校長から説かれる。
トイレの掃除は心を豊かにするために素手で行うが、実際に便器を掃除するのは男子の役目。
教室で机を動かして雑巾をかけるのも男子だが、これらは性差による体の違いということで問題は無い。
こんな環境にいれば、自然と女子も男子もそれぞれの立場を自覚していく。