ベビーカーは、乳児室を出ると、長い廊下を、真っ直ぐ進んでいった。

すれ違う、乳児園の保母達の視線が、ベビーをより一層、辱めていた。
その間も、ベビーは、バイブユニットの刺激と、激しい便意に苦しめられている。

 しかし、ベビーカーは、廊下の突き当たりの、ドアを開け、乳児園の中庭へと、
出て来てしまった。

 朝のお散歩の時間だった。

 ベビーは、強制的に覚醒させられた後、まだ、オムツ替えを受けていない。
ラシックスの作用で、止めどなく溢れ出ていた、ベビーのオシッコで、
ベビーのオムツカバーは、T字帯が、オムツカバーにめり込むほどに、パンパンに膨れ上がっていた。

 生ゴムの内張りをされたオムツカバーは、ベビーのオシッコを、一滴も漏らさず、
ベビーのお尻は、自分のオシッコで、完全に蒸し風呂状態にされていた。

 普通であれば、オムツかぶれを起すからと、こまめにオムツ替えがされるが、
それすらも、ベビーに与えられる、乳児園の、凌辱的退行処置であった。