「わ、わたしは、○○国の軍司令官のひとりアンドレイです……」
アンドレイの屈辱的な奴隷の挨拶が始まった。
「声が小さい!」
メーサの叱咤が飛び、同時に後ろのふたりから一発ずつ鞭が飛んだ。
小さくなどない。
かなり大声を出しているのだが、土下座をした姿勢からでる声は、どうしてもくぐもってしまう。
「も、申し訳ありません、メーサ様」
アンドレイは力んで真っ赤な顔をしながら挨拶を続けた。
「……この度の戦では、アマゾネス国の皆様方には多大な損害とご迷惑をおかけいたしました。
深くお詫びいたしますとともに、今後は戦犯として少しで罪を償う所存です。
まず、今は奴隷としてメーサ様をはじめ親衛隊の皆様に調教していただく身分に落ちました。
まだまだ未熟な奴隷ですが、一日も早く一人前の奴隷となり、
アマゾネス国の皆様にお仕えしお役に立ちたいと思います」