裸で口にかまされる状態、孝司は考えた。これは強盗にあって、身包み剥された状態?
いや誰かのイタズラか?この部屋はなんだ?どうしてこの部屋に居るのか?
どう考えても答えは出ない。自分の置かれた状態を理解出来ない。孝司の頭にフトを思い付いた。
そう言えば亜由美はどうした?亜由美は何処にいった?ママの美恵子は何処に?
静寂が包みこむ部屋の中に縛られた状態で全裸の孝司に不安がよぎったとき、孝司の頭側から、
キーと軋む音をたてながらドアの開く音がして、コツ、コツと足音を立てながら、ゆっくり近付く音。
その音の方向に眼球を向けると、裸の人間が近付いてくる。その裸の人間が亜由美だってことを、
理解するには時間がかからなかった。裸の亜由美は孝司の胸上位に跨って立ち、腰に両手をあて、
目が醒めたようだね。ここまで運ぶのに重くて大変だったよ!と孝司に言った。
孝司が裸の亜由美を改めて見ると、全裸で足元はデートの時に履いていたヒールが高い膝までの、
ストレッチブーツを履いてるだけで、亜由美の恥部と胸は丸見えだった。その姿を認識した孝司は、
こういう状況でも勃起、勃起を確認した亜由美は孝司に向って、私としたかったみたいだね。
今日のデートはヤル気満々で来たのね!残念だったね!その代わりに良い物を見せてあげるわ!と、
せせら笑いながら孝司に言い放った。亜由美が前かがみになると、右手で孝司の左頬をひっぱたいた。
何期待してるんだよ、この屑!簡単にヤレると思ったのか?と、また孝司の左頬をひっぱたいた。
お前みたいな屑に簡単にヤラせる女じゃないんだよ!と亜由美は孝司に往復ビンタをした。
この屑豚、醜い奴め!と力を入れ、孝司に往復ビンタを繰り返した。孝司はどうしてこうなったか、
未だに理解出来ず、ただ亜由美からビンタをされていた。ビンタをされていても勃起が、
納まらない孝司を見て、亜由美は場所を変え、今度は右足で孝司のペニスをゆっくりと踏んだ。
冷たいプラスチックの靴底が孝司のペニスを踏み付け、グリグリと左右に動いた。その行為に孝司は、
興奮が収まらずに勃起したままで、逆に痛いほど勃起が強まった。
つづく