そんな中、悠太がおずおずと手をあげる。
「あ、あの先生……僕、緊張して」
 翔が見てみれば悠太のペニスはまだ勃起していない。
(またコイツはトロくさい!)
 翔は暴力的な感情を抱く。だが悠太の垂れ下がるペニスは、勃起した翔のペニスよりも大きい為、さすがになにも言えない。
「ああ、悠太くんは仮成人認定されてるから、これぐらいの映像、慣れてるのよね」
「は、はい」
(生意気だ生意気だ生意気だ生意気だ!!)
 悠太はこんな下着姿では勃起しないと言った。毎日の様にセックスをしていれば、女性の下着姿など見慣れた物なのだろう。
「悠太くんはまだ勃起の制御ができないのね……仕方ないから先生が手伝ってあげる」
 悠太の前に駆けつけた女の先生が跪く。若くて綺麗な先生だ。
 その先生が……
(悠太のを咥えてる…!)
 隣の翔に見せつける様に、じゅぽじゅぽと音を立てて悠太のペニスをフェラチオした。当然それは翔にとって未知の領域…あまりにも羨ましすぎる行為だ。
 見学の女子もまた、それを羨ましそうに見つめているのがまた悔しい。
「はい、勃起したね」
 先生が口を離すと、バキバキに勃起したペニスが露わになった。
 横に並んだ翔と悠太のペニスには天地の差があった。悠太のペニスは太さも長さも翔の2倍以上はある。(翔のペニスが小さすぎる為でもある)
 比べる様に並ばされればたまったものではない。

 先生や検査官が男子生徒をチェックして、検査準備が整ったことを確認した。
「準備が出来たようなので、検査官は検査対象の男子生徒の前へ。測定を開始します」