>>558-566
昔々あるところに珍兵衛と玉助という仲の悪いおっさんがおったげな。
2人は山に土地をもっていて境界争いをやっていたとな。
ある日、いつものように珍兵衛が草刈りの鎌を、玉助が芋掘りのスコップをもって
お互いに口論しておった。珍兵衛が「ここはオラの土地じゃ!」と手をふりおろした時、
うっかり手に鎌をもっていたままだったので
鎌の切っ先が玉助の股間にあたり、スパッとペニスを切り落としてしまった。
玉助の衣の裾にひっかかって角度がずれたまま、
力あまってその手の鎌はぐるんと下までいって
そのまま珍兵衛が自分の股間にぐさっとあててしまうと、ぬるんと金玉が飛んでいく。
2人は血が出るし痛いしで、大慌てて落ちたものを自分の股間にくっつけると
スタコラと各自の家に帰っていきました。
さて、翌日の朝、玉助がいつものように厠に立って小便をしようとすると、
ペニスがない!小便は飛び散って立ちションに失敗した女のようにびしょ濡れに
なってしまっただけでなく、なぜか4つもある金玉もしょんべんまみれになったげな。 
その頃、珍兵衛が自分の股間をみるとなんとペニスが2本。
しかし大事な両玉が無くなっているではありませんか。
2人は珍と玉を取り戻したいのは山々でしたがまた切って痛いのはいやなので、
思案の末、こぶとり爺さんの鬼にお願いしてみようではないかということで意見一致
(続く)