午前6時。補欠組の始業時間。寒風吹きすさぶ校庭の真ん中。
美紀は半袖の体操服とブルマ姿。気を付けの姿勢で立っている。
「シゴキ学園1年補欠組、綾瀬美紀! 今日も一日、我慢・忍耐・努力の精神で、自分を鍛えてまいりますっ!」
美紀は大声で誓いの言葉を続ける。
「美紀は自分を高め、鍛えるために 「我慢・忍耐・努力」の生活を送ります。
どんなに苦しくても我慢します。きびしい試練に耐え抜いてみせます。 けしてなまけず精一杯努力します。
もしもこの誓いを破ったら、どのような罰でも甘んじてお受けします。
一日も早くシゴキ学園の立派な生徒になれるよう、美紀を容赦なく鍛え上げてください。徹底的にしごいてください!よろしくお願いします!」
「聞こえないぞ!もう一度!!」
校庭の端に立っていた宗方先生が怒鳴る。
宗方先生は1年補欠組の担任である。このクラスの生徒は美紀一人なので、マンツーマンの指導である。
美紀は大声で、誓いの言葉を繰り返す。まだダメだと言われ、さらに一度繰り返させられた。
「美紀、お前も寒いだろうが、俺も寒い。お前の指導につきあって俺がここにいるのは、お前に早く一人前の生徒になってほしいからだ。それがわかってるのか?」
「はいっ!わかってます!」
「わかっててその程度なのか。今日は誓いを2回も繰り返した。まったくだらしないな。ケツ20回だ!」
「はい!だらしない美紀をきびしく罰して下さい!」
「ばかやろう!尻打ちが、きびしい罰だなんて言えるかっ!こんな甘い罰はないぞ!」
宗方先生がシゴキ精神注入棒を握り直した。この棒は角材を六角形に削って磨き上げたもの。
これまで何度も美紀の尻や乳房や腹を打ってきた。美紀の下腹、喉元、脇の下を突いてきたものだ。
「下、脱げっ」
「はいっ!」美紀は急いでブルマを足元まで下げた。
「尻打ち20発、お願いしますっ!」
美紀はかがんで自分の足首を握り、むき出しの尻を先生に向けて突き出した。
宗方先生の精神注入棒が風を切り、美紀の尻に炸裂する。
「う、1発…。あっ、2発…。うぅ3発……」
美紀の尻を打つ音と、尻を打たれた回数を数える美紀の声が、冷たい風の中に消えていった。
補欠組の朝は、まだ始まったばかりだ。