>>83 のつづき
沼が紹介した「マゾヒストの繪」の描写や、>>70-73あたりの議論のように、ノン気男が、
のっぴきならない事情から、S女に足舐めを強いられ、最初は嫌々舐めていたが、
やがて足舐めの妙味に酔うようになる、なんてのが理想でしょうな。

でも現実には、女性の足を舐めたい男の欲望がまずあって、性戯のひとつとして実行して
いるうちに、女性の方でも男に足を舐めさせる悦びに目覚める…っていうパターンが多い
んだろうね。
沼がそうだったように。
>>67にも引用してるけど、沼正三は、「足舐め小説 マゾヒストの繪」まえがきに

「足舐めであれば隠れてはやれない。
と同時に、ウロラグニーと違って、家内をそこへ誘導することは何でもない。
殊に私の家内などは素質もあったのであろうか。小説の女主人公と同様、これの愛好者(舐
めさせる方の)となった」

と書いている。
まあ、最初はどちらの主導でも、結局は、男が女の足を舐めるっていう、女性上位な性愛
技巧によって互いに悦びをえるのだから、よしとすべきなんでしょうね。

それにしても、世のM男性は、いったいなんで、女性の足を舐めたいなんて思うんだろう?