>>814
あまりの痛さにほとんど声を上げる事も出来ませんでした。私は、歯を食いしばり、全身から汗をダラダラ掻いていた。

 私は、ここで死ぬのだ!ただその思いだけでした。私は、他になにも考えられませんでした。
頭の中はグラグラと煮え立つマグマでした。視界がくらみ、訳が分からなくなりました。

 次に気が付いたとき私は浅瀬で海水に使っていました。全身は冷たいのに股間だけは炎が燃えているかのようでした。

それから・・・私の目の前に何か浮いていました・・・・。
「うわぁぁーーーー!」

それは・・・・。それは・・・・。よく見知ったものです。
何時も一人になると、気付いた時には、右手が伸びていた、目的地にあったもの。

海の神様に捧げられた。私のクリトリスとラビアでした。

 それから、気が付くと村の施設にある部屋で、私は、美咲ちゃんと二人、ちゃんと大事な所を手当てされて、寝かされていました。
巫女になった私が、最初に直面したのは、切除された傷の痛みでした。

こうしてわたしは、大事な所を切り取られ、身体を不完全なモノに改造されてしまいました。
これがこの村の巫女になった祀りの話です。