【SM】架空の道具パート4【空想】
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相変わらずツボをつかれる!
ありがとうございます! ふおおおおおおおおおお!?本当に来てるっっっ!?
ありがたい!ありがとう!そしてこんどこそ完結してくれ! きたー(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o(o゚▽゚)o 「ふふふ、どう?櫻子くんがよく見てた、海外の身体改造のサイトに同じよう
な改造をした女性の写真あったでしょ?アレを参考にしたんだ。お尻の方も、
だいぶ太いのまでくわえこめるようにしてあるよ」
「ふあぁああ!!(あたしの身体……じっ自分のッ知らない間に……そんな…
人間離れしたオモチャみたいに…されて……!!!!)」
「でもね、まだ最後の仕上げが出来てないんだ。快感を強く感じるスポットの
開発や子宮の中のスポットとかね。これはさすがに頭を繋げて反応をフィード
バックしながらじゃないと……」
「ヒッ……し、子宮の中って!!!そんな!!イヤですよ!!怖い怖い!!」
「うん、もちろん安全に安全を重ねてやるからそこは安心して。じゃ、とりあえずこれで…」 そう言いながら取り出したディルドは、真っ黒でヌラヌラと光り、よく見ると
細い棒がたくさんまとめられて形づくられたような表面をしている。大きさは
赤ん坊の腕くらいの大きさで、普通に考えれば恐ろしく大きいが、喉の奥に凶
悪な物をとっかえひっかえ入れられ、慣らされた私にとって、それほど驚くよ
うな物ではなかった。
「これね、櫻子くん専用に作った特殊調教ディルドなんだ」
そう言いながらディルドの根元のスイッチを押すと、ディルド全体がバッ!と
ばらけてまるでイソギンチャクのような何十本もの柔軟な触手になり、それぞ
れがまるで生き物のように何かを探すようにうねうねと動いたかと思うと、ギ
ュルッと一本にまとまってペニスの形になったり自在に形を変化させている。
もう、説明を聞かされるまでもない。その生き物のようなディルドを私のあそ
こに突っ込まれれば、たぶん自己判断で私の反応を見ながら快感を感じるとこ
ろを集中的に責め立てたり、お預けを繰り返したり、いじわるに中から私を完
全に調教するんだろうというのは明白だった。
「ヒッヒ……やぁあああああああ!!!!!」 「これ、自己判断で櫻子くんの反応を見ながら快感を感じるところを集中的に責め
立てたり、お預けを繰り返したりする生体ディルド。気持ちいいよ〜〜」
「ああぁ……(もう…やっぱり……)」
「さ、じゃセットしようか。おっとそうだ。おしりの方にも入れなきゃね。」
そう言いながら、微動だにしない私の体の真下から、その凶悪な2本を近づける。
ディルドが入るべき場所を検知をしたのか、にゅううと伸びて、あそことお尻の入り
口を探るような仕草を見せると、別れた触手の何本かは小陰唇のピアスをつかみ、そ
れを足場代わりに教授の手を離れる。ぐにゅるぐにゅると、まるで生き物のように自
分から肉を割って粘膜の壺にぐううっと押し入っていく。
「あ…はっ入っていっちゃう……」
自分の体なのに、まるでネットで動画を見てるように感じるが、まぎれも無く私自身
の体におきている事実。最悪な状態にセッティングされて、リモコンを持つ教授の指
先一つで、死ぬほどの快感地獄に突き落とされる……
まるで断頭台に押さえつけられてなす術も無い死刑囚と同じように……
2本のディルドはグジュルグジュルと半分ほど埋まり込んだところで止まり、脈動を
繰り返している。
「う…あ…(すごい……いやらしい……)」
「うん、待機状態になったかな・・・ここから先は神経を接続してから。櫻子くんの
反応を見ながら動くようになってるんだ。」 「!!!あっあの!やっやめましょうよ……私、もう口も喉も性器みたいにされちゃ
ってるし…教授にはこっちでもっと満足してもらえるようにがんばりますからぁ……」
「あ、そうか。口にも入れとかないとね!」
「ちょっ教授ッ!聞いてます?人の話をおおゴぉおおおッッ!!!」
(あっというまに口の中に抜歯用の空間リングを突っ込まれ、全ての歯を入れ歯のよ
うに取り去られてしまう)
「ひやああッ!ひゃめへぇ!そえもひえられひゃっはら、もう……あらひ……ああああ!!」
(いやああ!やめて!それも入れられちゃったらもう…私……ああああ!!)
「はい、あーん」
そう言いながら、同じ生体ディルドをもう一つ取り出してぶら下がった頭だけの私の
口に近づける本体の一部がばらけて、私の鼻輪に絡み付いたかと思うと、それを足場
にしてググッと私の唇を割って、口の中に押し入ろうとする。
「ンンッむっっ!!!」
口をグッと強く閉じるが、先を細く変形させてグイッとこじ開けられてズルズルと口
腔内に容赦なく侵入してくる!
「オッおがッふぶうッおああああ!!!!」
生暖かく本当に生き物のような気持ち悪さを持った『生きたディルド』が私の性器と
なった口腔内を支配してゆく!
「ウッウッ!!!!グッがああおおおお!!!」 今日も連載されてる!
じわじわ焦らされているけど待ってますねw 口腔用の生体ディルドは,根元が球状になっている。ぐんぐんと奥まで勝手に押し進む
と、鼻輪に絡んでいた一部も鼻輪を離して融合して完全に私の口腔に収まってしまった。
完全に潜り込むと、根元の球状部分は口腔に収まり、まるで大きなボールギャグをくわ
えたような外観になった。
口の中、喉奥、食道までみっちりと埋まり込んだそれは、いままで口腔調整用にくわえ
させられていた物とは全く違う動きをし始めた。さらに喉の性感帯を鋭敏にチューニン
グするように、ピンポイントで快感を感じる場所を探りながら、刺激を始める。
「!!!!!!!!ッ!!!!!!ッッッッ!!!!」
(うッああああ!!だめ!だめぇぇぇ!!!狂ううう!!!!!!)
目をカッと見開き、涙がぶわっとあふれ出す。
「この生体ディルド、3本とも連携をとりながら効率的に動くんだ。神経接続したらす
ごい気持ちいいよ〜。さて、じゃそろそろ首の神経接続してみようか・・・・」
「ッッッ!!!!!ッ〜〜〜!!!!」
(あっやめて!!!!ダメッ!ダメダメダメ!!!!!!)
「ピッ」
「!!!!!!!!」
身体を強烈に締め付ける感覚と、乳首とあそことお尻に高圧電流を直撃されたような快
感が、一気に直撃する。脳天を突き上げられるような衝撃。火花が散って、脳内の意識
領域がザッと快感で塗り込められる!!
(ぐりゅん 一瞬で目が白目を剥いて口からどろっとヨダレがあふれだす・・・) 目の前がホワイトアウトし、ガクリと意識を失ってしまった……
しかし次の瞬間、3本の生体ディルドが連携をとり始めた。股間の2本はグジュルグジュル
と餌を見つけた動物のように奥へ奥へと侵入をし始め。神経のポイントを探り当てる。そし
てブルンと震えた。その瞬間、神経に針を突き刺されたように、私は叩き起こされた!
「ッ??ッッッ!!!ッッッ!!!!!??????」
(え?な?えええ?あああーーーーー!!!?????)
一瞬の混乱のあと、また極限の快感に一気に引き戻される!!!!
「!!!!!!!ッッッ!!〜〜〜〜〜ッ!!!ッッッッ!!!ッーーーーー!!!!!!」
(あっが! ひあああ! あ あ あ!!!! しっぬうぅううう!!
があっあひっ!!あひい!はぁッッッッ!! あっあ うあ あっあ?! あーーーーーー!!)
真っ黒の革でくるまれ、チェーンで天井から吊られた、豊満なドエロトルソが、バグンバグ
ンと丘に上がった魚の様に暴れまくる!
「ここからは今までのぼくが自分一人で出来た改造と違って、一段階上の改造・・・という
か調教?になるんだ。これは櫻子くんの反応がないとダメなわけで・・・これからその生体
ディルドは、櫻子くんの反応を見ながら、あらゆる性感帯を鋭敏に開発してくれる・・・喉
に性感帯を形成した薬剤と同じ物も併用しながら、櫻子くんの反応を見て、どんどん気持ち
よくなれる身体にしてくれるんだ。」
「!!!!!!!ーーーーーーーーーー!!!!!ッッッッ!!!!!!」
(いやっ!いやーーーーー!!もうダメッ!はずして!開放してーーーッ元に戻してーーーッ!!!!)
言葉の出せない身体で、目でその想いを訴えかけるが、そんな心の叫びを察知するように、
ディルドが動き、膣、直腸、喉奥の快楽ポイントを同時に刺激する。一瞬で物を考えられな
くなるようにさせるくらいの強烈な快感攻撃!
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!」
(あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!) 股間のディルドは完全に根元まで埋まり込み、先端はばらけて子宮口をねぶるようにぞわぞ
わとこじ開けようとしている。肛門のディルドも根元まで埋まり込み、少しずつ出ては入り、
ねじれ、徐々に肛門を拡張し始めている。喉のディルドも脈動と伸縮を始め、ピストン運動
を開始し始めた。
「ッ!ッ!ッッッ!!!ーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
(ひっあっひあ!ああ!!あーーーーーーーー!!!)
「じゃ、櫻子くん・・とりあえずこのプログラムは5日間だから。がんばってね」
「!!???ッッッ!!!???ッッッ!!」
(は!?5日間!?うそでしょ????そんなッ!!)
「そんじゃねー」(扉をあけて部屋を出て行く)
「ーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!ーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!」
(いやああああーーーーーー!! いかないでええ教授うううううう!!! こ これ 駄目
本当に!!狂う!! くるっちゃう!!私くるっちゃいますうううう!!!! あああやだま
たうごいてるうううう!!!いぐうううううう!!!!死ぬ!しんじゃうッッッ!!!!
ダメーーーーー!!いやっ!いやーーーーーー!!!) ふぁぁ…!…ふぅ…
これは男に生まれたことを後悔するレベルの出来だわもう
もし俺が女だったら絶対我慢できないわこんなの読んじゃったら ・・・・・・・・・・・・
あれから数週間が経過していた。
良い天気の朝。湯浅教授は、リビングで新聞を読みながらコーヒーを飲んでいる。
「櫻子くーん、そろそろたのむよー」
扉の向こうからカッツカッツとヒールをならして教授のそばに歩いてきたのは、全身隙間無く
真っ黒で、厳重な拘束スーツで覆われた、櫻子の姿だった。
あのトルソ状態でぶら下がっていたボディに、さらに調教と改造がくわえられたのか、一層巨
大になった胸と異様にくびれた腰、そして巨大な腰と尻。
両足は空間リングが外されているのか、普通に二つの足で歩いているが、大きくなった尻周り
に合わせて肉感的になり、長さも元とは比べ物にならないくらいスラリとのびている。足下は
バレエのトゥシューズのようなつま先立ちを強要される異常に高いハイヒールになっている。
普通だったら歩くどころか立つ事も困難そうなその足で、少しよろけながらも必死にバランス
をとって歩いている。
きっちりと首に巻かれている金属製の幅広で厚みのある金属製の首輪は、継ぎ目の様な物は見
当たらない。ステンレスのような光沢を放ち、鑑札の様な金色のタグがぶら下げられている。
そのタグには「奴隷・櫻子」と刻み込まれている。
そして、腕は肩から空間リングで切断されているようで、すっぱりと根元から、無い。拘束ス
ーツもそれに合わせたデザインになっていて、そのシルエットは、異様でグロテスクな、それ
でいて究極的な色気をもったほんとうにイヤらしい形を象徴的に極端にデフォルメしたオブジ
ェのようだった。 唯一露出した頭部。髪は背中まで伸びたボリューミィで金髪のソバージュ。シミもホクロも全
くない、完全な肌に、さらに濃さを増した、とれない特殊浸透メイク。まつげもとても自前と
は思えないくらいの、まるで過剰に付けたつけまつげのようなボリューム。唇は以前よりもぷ
っくりと扇情的に膨らみ、真っ赤に染め上げられてグロスを塗ったようにぬらぬらと艶かしく
光っている。そして鼻には金色の継ぎ目の無い鼻輪がガッツリと通されている。その表情は、
常にトロンと蕩けているが、それが櫻子の心情を表しているのか、そういう表情になるように
改造されているのかはわからない。
「ン・・・朝のご奉仕失礼いたします・・・」
以前とは雰囲気の違う、「熟成した大人の色気」の漂う喋り方。
ソファの前に立ち、ガニ股でしゃがみ込むと、器用に歯で教授のズボンのジッパーをおろし、
ペニスを引き出した。
巨大で黒光りしたペニスを恍惚の表情で見つめながら、竿にネロリと舌を這わせる。亀頭を慈
しむように妙にぷっくりと膨らんだ真っ赤な唇と舌で愛撫する。
「ン・・・はぁああん・・・」
高い体温を感じる吐息がもれる。
舌は異様に長く、どす紫色に変色し、使い込まれて色素が沈着した性器のような色になっている。
「・・・・お願いいたします・・・」
そう言いながらあーんと口を開けると、教授は櫻子の口の中に指を突っ込み、上下の歯を分断
し、取り外した。 「ひひゅえいひまふ……(失礼します……)」
そう言うと、少し立ち上がる格好でそそり立つ亀頭の上からにゅるんと半分ほど飲み込んだ。
「ンンン…ンフーーーーンンンッ……!!」
喉の奥に到達するかしないかのあたりで、苦しいのか感触を楽しんでいるのか、甘く苦しいな
き声を出す・・・グジュグジュと音が響く。
目が一層トロンとしたかと思うと、立ち上がって真上から一気にペニスを根元まで飲み込んだ。
気道の分断リングも自分の意志で接続・バイパスが可能になっているのだろう、もううめきも
聞こえない。ニチュッグジュッと口腔から咽頭、食道の粘膜をフルにつかってペニスを愛撫す
る淫らな音だけが響く。
根元まで飲み込みながらも、ドス紫色の舌を長く伸ばし、陰嚢を舐め上げ、肛門に先が届くく
らいに愛撫を繰り返す。
やがて、腰がうずきを我慢できな用に艶かしく円を描くように動き出す……
「ん〜〜〜、櫻子くんすごいなぁ。本当に僕が想像してた以上に完璧な性欲処理人形になっち
ゃったねぇ……ふふふ」
その言葉を聞き、一瞬ハッと気付くような表情を見せた後、眉間に悲しそうなしわを寄せる。
しかしくわえこんだ喉奥のペニスをグジュルグジュルと締め付け愛撫する動きを止める事は出
来ない。目にいっぱいの涙を溜めるが、それが絶望の涙なのか、感涙なのかは見ているかぎり
はわからないが、櫻子自身もこんな身体になってしまいながらも尚、その両方の感情が常にせ
めぎあっていた。 「……おおお……そろそろ出すよ……ンンッ!!」
櫻子の喉の奥に大量の白濁が放出される。その生臭い白濁は、味覚をも調整されてしまった彼
女にとっては、極上の密のような味わいに感じるのだ。
放出が止まるまでしばらくそのままじっとした後に、ゆっくりとペニスを喉から抜き出す。
「ズブロロロロ…………ぱふぁ……」
かくんと床に女の子座りになり、口の中に残った白濁を舌で味わいながら飲み干した。
「ふー・・・さすが櫻子くん。もうその喉、完璧に性器そのものだねぇ。ここに来て胃に食事
用の空間分断リングを留置させてから、一度も口から食事させた事無いけど・・・精液もかな
り美味しく感じるようになったでしょ?」
「…………」
恥ずかしそうにうつむくが、確かに否定できない。今の櫻子は神経の調整と味覚の再設定によ
って、精液がどんな食事よりも極上の味覚的快楽を覚えるようにされてしまっている。しかも
食事自体が無くなり、唯一与えられる味覚的な楽しみと快感が精液なのだ。櫻子自身はその魅
力に抗えない。それは生まれてからここに来る前に体験した、どんな食事よりも圧倒的に「美
味しい」のだ……
「……あお……ひひゃのほうえおごほうひひまひゅか……?」
(……あの……下の方でもご奉仕いたしますか……?)
うつむいたまま、もじもじと腰を動かしてチラチラと、放出した後もまったく萎えずにそそり
立つ教授の巨大なペニスを見る。
「あ、ごめん。今日午前中会議だしあんまりゆっくりしてられないんだ。」
「そ……そうなんれふか……」(すこし残念そうにもじもじしながら…) 「あ、通勤中分断リングを介して突っ込ませてもらうからさ。」
「あ……はひ……」(心無しか嬉しそうに…)
「ひとまず歯を戻そうね」
「あ……あぐ……あ、ほ、本日も……お恵み……ありがとうございました……」
「はい、よくできました。櫻子くんだいぶ奴隷の作法も身に付いてきたね」
「…………」
「あー、そうだところで櫻子くんさ、最初にお願いした一ヶ月どころか、三ヶ月も経っちゃって
……一応海外留学で研究に没頭して延長してるって事になってるけどさ……さすがにそろそろご
まかすのもキツくなりそうだし……ええと、そのどうする?」
「え?それって……元の学生生活に戻るかどうかってことですか!?じゃ、その……体も元に戻
してもらえるんですか?えと……どれくらいで!?」
正直、今のこの生活はある意味自分で選んだ結果だった。でも、以前から教授が話してくれてい
る、『改造はもちろん元に戻せるから』この言葉があるから、どんな改造も受け入れてきた。安
全圏にいながら楽しむ、本格性奴隷プレイ… 本当に肉体が改造されてもそういう保証があるから
こそ……教授に付き合って私も楽しんでるけど、いつかはこんなのおしまい……という思いがあ
ったのだ。それに、友達とも数ヶ月合っていないし、学校生活も恋しい。一度リセットさせても
らって、また適度に教授のお相手をできれば……そんなふうに期待が膨らむ。 「……えーと……うん。もちろん一応出来るは出来るんだけど……その……じゅ……いや5年くら
い…………?」
「……………………え……」(顔面が蒼白になる)
「あ、その、なんというかちょっとこれ僕の誤算だったんだけど、改造をした上に改造しちゃった
りした箇所、やっぱり一気にもとの戻す事は難しくて……あとその……浸透メイクの定着が思った
よりも強力というか……分解薬のレシピもどっかやっちゃって……そっちも解析して新しく作るの
に半年くらいかかりそうで……あ……ご、ごめん……ね……?」
「う……うそ……わたし……もう戻れな……い……?う……うえ(グスッ)……うわぁああああ
ああん!!!!!!やだやだやだぁぁぁあああ!!!せ、責任とってくださいよう!!!!!!」
「あっその、ごめん!ほんとうにごめん!」
「うわぁああああああん!!!!!!」
「あのね、で選択肢は二つあると思うんだ。」
1.このままの体で元の生活に戻る
2.海外に移住したという事にして、このまま僕と一緒に暮らしてその間に元の体に戻す。
「なっ・・・・・・!!!こ、こんな体で元の学校や家に戻れるわけないじゃないですかぁ!!
ああああああ!!!!!うわぁぁぁぁああああん!!!」 「じゃ……その……一緒に暮らす?」
「……グスッグスッ……そんなの……わかりません!!ちょっと……考えさせてくださいよぅ……
うううう……」
「あ、うんそうだね……すぐに答え出さなくても……ね。」
「…………でも……その……い……いい……ですけど…………」
「……え?……マジで?僕もその方が嬉しいけど……」
「……お嫁さんに……してくれるんですよね…………?」
「もっちろん!!!よろこんで!性欲処……いやお嫁さんとして不自由無く最高の生活は約
束するよ!」
「……いま性欲処理奴隷って言いかけましたよね…………」
「あ、いや!ともかく、じゃそうしよう!うん!嬉しいよ!じゃ、今晩帰ってきてからいろい
ろ今後の事相談しよう!うん!」
私はこの選択が正解なのか大間違いなのか、判断がつかなかったが、少なくとも大喜びの教授
を見て、幸せな気分が少しこみ上げてきた事は間違いなかった。それが普通の結婚の喜びなの
か、事実上元に戻れなくなった、この体での性欲処理奴隷の生活がこの後もずっと続く喜びな
のかはこれもまたよくわからなかった。 「さてと、それじゃ出かけるから。今日は……そうだな。モードGG63で拘束しておこうかな。
あれ櫻子くん好きだったよね。」
「えええっ!?63って!!あれイヤです!キツいですよ!!だってそ・・」
櫻子の抗議に聞く耳を持たず、「ピッピッ」とリモコンに入力して、ON。
「シュバババッ!!!」っと金属製の首輪の全周から黒い糸状の物が無数に飛び出たかと思う
と、「バシィッ!!」と櫻子の頭全体をネット状に包み込む。「ジュバッ!」と糸が膨らんで
一体化し、ギュッと縮むと、櫻子の頭部は一瞬で両目の部分だけが開いた、隙間の無い真っ黒
な全頭マスクに拘束されてしまった。
「ッ!!ふぐうううううっっっ!!!!!!」
長い髪は上手く巻き込まれて、おそらく内側に空間分断リングが仕込まれているのか、全く膨
らみもなく、真っ黒で綺麗なボウズ頭の状態・・・鼻輪はご丁寧にマスクの上に出てぶら下が
っている。
首輪がピピッと小さな音を立てると、「ギュキッ!キシッ!」と拘束スーツ全体がもの凄い力
で収縮しながら櫻子の姿勢を強制的に変化させていく
「グッグウウウウウッッッッ!!!!!」 この拘束スーツは、見た目は全身フィットの革で出来たフェティッシュなスーツに見えるが、
櫻子の頭を覆った物と同じく、全てが制御された無数の特殊繊維の塊なのだ。首輪が制御装置
になっていて、筋組織のように伸縮し、金属のような硬度に変化できる、教授の発明品だった。
ドタッと床に倒れ込むが、ギシギシとスーツは容赦なく櫻子の姿勢を変更していく。
上体は反り返り、頭も真上を向かされる。両足は開かれ、膝が折られ、グギギギギともの凄
い力で逆海老のポーズに!まるでつま先が頭につきそうなくらいキツい拘束!
「フッフウゥッッ!!ッッグッ!!!」
「よっこいせっと」
教授が横に倒れた櫻子を、お腹を床につけるように上体を起こす。
もうこれ以上体が曲がらないという最大限のポーズまで強制的なポーズに変形すると、巨大な
胸を包み込むカップ部分がグイグイと乳房を内包したまま砲弾状に伸び、スーツがビキキキ…
と硬化する。ついに、逆海老のまま巨大なおっぱいで上半身が支えられているような惨めなオ
ブジェが完成した。
「グウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」 乳首の先だけは、ご丁寧に拘束スーツが硬化せず、分散している物の、自分の体重が乳首を押
し潰すように刺激を与える。
「フウンンンンンンッッッッ!!!グッフウウウウウウッッッッッッンンンン!!!!」
(くッッッッッくるッッッしいいいいいいい!!!!!!)
「さってと、そんじゃ出かけるか・・・おっと、このままじゃ外出れないな・・・」
教授はいくつかのレンズキャップのような物を取り出した。「えーとこれかな?」
「キュッ」と薄い円盤のふたを開けると、そこには生々しくグロテスクなピアスがじゃらじゃ
らとつけられた櫻子の陰部が現れた。つまりスーツの内側に仕込まれた、空間分断リングの片
割れだ。櫻子の陰部は、度重なる調教と改造で、24時間いつでも、心の状態に関係無く常に
愛液が分泌され、受け入れ準備が整っている状態になっていた。
「よっと」
教授はそのリングの片割れを自分のペニスに被せるようにズブブブブブーーッと一気につっこんだ。
「フングーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!」
身動きできないオブジェ状態で、一気にペニスが体内に深々と挿入される。
「いやー自分のペニスも調子にのって大きくしちゃったもんだから、ズボンに収まらなくてね
・・・なんか櫻子くん僕のペニスケースみたいだね。ふふふ」
「ンングウーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」 「こっちのリングは・・・と」
別のキャップをキュッと開けると、艶かしい唇が現れる。全頭マスクの内側のリングの片割れだ。
キャップの裏側はペニスの形の突起になっていて唇からジュブロロ…と抜き出す。
「ぷはぁッ!ああああ!くっ苦しッひあっ気持ちいイイイィあぐッああああ!!!!」
床に転がされたオブジェの状態は変わらないが、口が分断、開放されて叫び声が響く。
「おっと、声出されるとマズいかな。」
「ピッ」とリモコンで強制的に気道をバイパスされると、もう声帯を震わす事は出来ない。
「!!!ッーーーーーーーーーー!!!!!ッ!!」 「口の方のリングはマスクの裏にくっつけて・・・っと。うんベロチューしながらいこうかな」
マスクをつけると、もうそのままキスしている状態だ。櫻子の舌が教授の口の中を貪るように
侵入してきた。
「おうおう。ふふふ・・・じゃ行ってくるねー」
全頭マスクの開いている目の部分。涙をいっぱいに溜めた櫻子の目の上に「シャシャシャッ」
と繊維が重なり、光が閉ざされ、完全に隙間無く全身が拘束された真っ黒なオブジェと化して
しまった。かすかに揺れるその監獄の中……櫻子は被虐の快感の渦にただひたすら、没頭する
のだった。
(ンンンッッすッッすごいいいいいいッッ!!私、もう自分でどうする事も出来ないッ!!
ああああああんんん!!見てッ!私のみっともない体を!性欲処理専用に完全チュー−ニング
された私の体・・・もう、戻れないのッ!!!ああああああんんん!!!!しますッ!なんで
もしますうううううッッ!!!だから、ずっと・・・ずっとこのままで・・・・・・
ああああああーーーーーーーッッッッッ!!!!!)
------おわり 唐突に終わった!
素晴らしい作品ありがとございました!
そしてお疲れ様でした!
しかしもう続きを読めないと思うと、輪ロスになっちまうよ・・・、ワロス・・・ その後、博士は元の体型のスキャンデータから、私の脳波とシンクロして自分の体のように動
かせるする精巧な儀体を作って、分断した私の首をのせて、バレないように一緒に両親に挨拶
へ。顔は浸透メイクを隠すようにその上にナチュラルになるようにさらにメイクをしてごまか
した。もっとも形の変えられてしまった唇、超増量されたまつげは隠しようが無いけど、今流
行のメイクとプチ整形だって何とかごまかした。
ちょっと歳も離れているのと、まだ学生の身分という事もあり、最初は反対した両親だったが、
教授から莫大な結納金と豪邸の一軒家をプレゼントされて大喜びで承諾。現金なモノだ。
学校の友達には、残念だけど、海外に住む事になったといって、リアルタイムで加工したビデ
オチャットをして、しばらく会えないけど元気でね、と伝えた。(もちろん実は日本にいるんだけど)
そして・・・私は、あれから、時間はかかるが可能と言われた、元の体に戻る選択をしなかっ
た。教授と一緒になったいま、さらに奴隷化調教や改造を受けいれたのだ。「絶対に嫌!」と
いうのは、もはや改造前の儀式みたいなもんだ。無理矢理、理不尽に体を変えられてしまう。
そんなシチュエーションを作り出しているだけのプレイ。内心今度はどんな酷い事をされるの
か、いつも期待で胸が高鳴っている。
イヤラしいボディの状態で露出の高い服を着せられ、一人で外にお使いに行かされたり、人犬
状態での散歩は日常茶飯事で、分断リングでバラバラにされた体の一部をどこかへ放置された
り、教授のリモコンで表示したり消したり自由にできる全身入れ墨を入れられたり・・・まだ
まだ尽きない教授のアイデア・・・
いまでもこれは夢なんじゃないかと思う時がある。土曜日に研究室に行ったあの日からいまま
で。そしてこれから。ぜんぶ夢なのかも・・・いつかきっと目が覚めていつもの学生生活に戻
れる・・・きっと・・なんて・・・ね。 表情が見えなくなったらつまんないだろ。
ギリギリまで泣いてる目がみえるのがいいんだよ。 とぎれとぎれでしたが、どうもありがとうございました。
櫻子はずっと教授の性欲処理奴隷として生きる人生を選んだので、
これからも気が向いたり思いついたら外伝的に書くかもしれません。 >>383
プレイに遠慮が必要なくなりましたしね、
そんなところでの外伝、ぜひ期待したいところです。 >>383
おつかれ様でした
最後まで楽しませていただきました
またいつでも続編、外伝書いてくださいね 終わらせ方が強引ですが、内容は良かったです。
外伝とかは気長に待ちます。 最後まで感動しました、お疲れ様でした。
輪のある世界がシェアワールドになって欲しいな >>390
お前が書けばいいじゃん。楽しみにしてるぜ。 まじか、二次okですか。
これは色々と期待したいですね。 ウヒャー、またこの流れかよ
イイ加減にしてくれよなって思うわ
ルールも守れん悪徳業者の居場所なんかここにないんだよ!
スミマセン、こんなのに貴重なレスが消化されると思うと悔しくて… <396
悪徳業者のUHL貼るなバカたれ。
サッサと消えろ、クズ。 そういえばコンピュータウィルスじゃなくて生物界のウィルスをSMの道具に利用できないもんかな >>402
時限式の自縛装置がウィルスにかかって思いもよらない展開とか、ちょっと科学が進んだ世界なら自我をハックされるとか・・・うーん。 漫画で、
・香水の香りでウイルスが活性して媚薬効果になる
・半永久的に潜伏して、いずれ香水なしでは生きられなくなる
てのがあった
効果や進行を抑えるのに定期的に薬の投与が必要で、言いなりにならざるを得ない…
とか悪の組織モノでありそうなんで、そこにエロを絡めればいけそう >>404
ロックマンの悪役…たしかZXの兄妹のことだったと思うがそんな感じだったな
真の黒幕に捕まって改造されて中毒にされて逃げるに逃げられないっての 星の輝きは失われ、過疎化は進み、滅びの一途を辿らんであろう いや、言わんとすることは分かる
つまり>>390みたいなバカのせいで作者はいなくなり過疎って次スレすら立たなくなるだろうって意味だろ 未完成でもでき次第順次投下の原作スタイルか、纏めて投下か…どうしたほうがいいですかね? どちらでも良いと思うけど個人的には完成してか纏めて投下してくれたほうがありがたいかも 私は早く読みたいけど小出しももどかしいし難しいね。
でもとりあえず書きはじめたなら新作すぐでも読みたいお! 小出しは未完成で失踪とか起こりかねないけど
読む側としては長いのをいっぺんに読むのはそれはそれで労力がいるしね
全体の長さにもよるけど
自分の性格を鑑みてみればいいんでなかろうか 小出しは感想からのフィードバックが期待できるけど書いてる途中で路線変更できないし前編後編でまとめて投げることにした
まだたいした濡れ場もなく2万字…自己嫌悪になるな >>416
楽しみだなあ
って2万字とかそんな一気投下できるのかな 2万字一気に投下は不可能じゃね?
制限に引っかかるだろうし jpegのくせにhttpもなければカタカナでごまかすとかwwwww
引っかかる奴いるのか、コレwwwwwww とりま一段落ついたら今日中に完成した範囲だけうpしておきます
私事でしばらく筆が止まるのでゆっくりまっていってね!!! 「乗るしかない、このビックウェーブに(このネタ自体旬じゃねぇ)」
ということで二次らせていただきました。
『輪』の中で個人的に最もテンション上がったシーンを真面目な顔して妄想して掘り下げてみましたが…
けっきょくのところSS初心者のたいしてエロもない二番煎じですけど、ジャマですかね?
※>>378と>>380との間幕のお話を作ったつもりです。自分でもこんなにエロまで長くなるとは思ってなかった(逃げ)  類は友を呼ぶ、という言葉には科学的な裏付けがあるらしい。
私たちの専門ではないから具体的にどうなのかは知らないが、たしかに似た者同士や凸凹コンビは仲良くなりやすいのだという。
教授に私の関心が向き、あの人を尊敬するに至ったのも、どこか奥底の自分でも把握できないようなところで教授に親近感を覚えていたのかしら。
…何が私は言いたいのかというと、
ピンポーン
「アサっちぃ!サプライズで久しぶりにパートナーが遊びに来たわよ!」
「ッッッ!?------ッ!」
変態さにかけては肩を並べられそうなレベルの変人奇人が教授の周りにはたくさんいる、ということだ。
〜輪・外伝 - 人犬プロジェクト〜
「おぉ〜い!アタシだよアタシ!まさか居留守とかは止めてよねぇ!」
耳をつんざく音割れした大声がインターフォンのスピーカーから家中に響き渡り、来訪者を豪快に告げる。
だが、この外観だけは古めかしき洋館にはそれに対応する者などいない。ここにはモノしかないからだ。そして、私もその『モノの一つ』。
床に無造作に置かれた腕のない真っ黒な人形(ひとがた)。
うつぶせの姿勢で両胸と腹の三点で体を支え、頭と足がギリギリつきそうなくらいにギュウギュウに体を反らせている明らかにいびつな体制の彫像。
それは私のこと。
特殊という言葉でしか説明がつかない数々の技術を惜しげもなく使い、歪められたこの身体と、
また同様に特殊な技術で形成された繊維という名の一片の隙間もなく私を梱包し禁固の刑に処する監獄の二重の責めに苛まれ、
その哀れな姿を見せることと教授のアレに奉仕することだけを目的とするオブジェ。
…という惨めな倒錯に酔わされている私の視覚的な形が、まさにそれなのだ。 私の腕はどう見ても切り落とされているように見えるだが、実はまだ失われたわけではない。
空間を繋ぐ技術を開発した、教授--今となっては私の将来の旦那様になることが決定済みなのだが…--がその技術を使い、私の四肢を自由に操作・調節できるようにしてしまったのだ。
…自分の身体なのに人様の裁量一つでどうにでも変化させられてしまうようになったと一瞬でも再確認すると、私の常時しとどな秘部がさらにゴポリと露を潤わす。
そんな条件反射も教授の手によるもの。もうあの人の改造が加えられていない部位なんてヘソくらいしかないんじゃないかなぁとも思う。
牛に使うものじゃないかってくらいおっきい鼻輪とかつけられちゃってるし、寝てる間にいつのまにかラピアとかおっぱいとかクリにもピアスされちゃったわけだし…
快楽を呼び起こす神経をあちこちに移植されて、素肌で突風を受けるとそれだけで軽く達しちゃうくらい敏感な身体になっちゃってるし。特に喉なんて何回失神させられたか…
そんなようなわけで、私の腕は見た目切り離されているが、ちゃんと別室で大事に保管されていていつでも再結合できる状態にしてあることはあるのだ。
とはいっても、もう長いこと私の腕は肩から先まで全部が胴体から離れたままなのが少し心配なのだけれど。
…心配なことと言えばそういえば『おヘソもよく考えたら穴だよなぁ…』とか教授が言ってたような。
…ここまで性器化されたらさすがに怒るよ。それは私の守りたい一線だよ…臍を使ってエッチさせられたらさすがに看過できない。なんか、お母さんを穢された気分になりそうで。
見た目真っ黒な塊にしか見えないこのスーツも教授の作品の一つ。
教授自ら配合のレシピまで作った合金を用いて作られた、ドーナツかバウムクーヘンのように太い首輪を本体として起動する伸縮自在の繊維の塊。
それが私を外気から完全に遮断しているそれの実態だ。 パッと目にはただの置物にしか見えないが、首輪に取り付けられた『奴隷・櫻子』のプレートがそれが調度品ではなく辱めを受ける人間そのものであると見るものに伝えてしまう。
繊維は本体の首輪と同じくらいの固さを持ち、それがもたらす圧倒的な姿勢保持の力はこのような完全に無理がある体勢を何時間やらせたとしても一瞬の軋みくらいしか許さない。
事実、朝食の後にこの格好にさせられて、もう体感的に察するに昼のはずだが…私の身体は一回でも一ミリでもわずかにも動いた記憶がない。
せいぜいが快感に打ちふるえてピクリと全体が震えたくらいのことかな。
今の私に許されているのはただこの卑しく凄惨で醜い姿に仕立て上げられた自身をオカズに惰性のまま堕落し性欲に貪欲になるだけなのだ。
幸い、空間を超えて私の蜜壺には教授のナニが朝からずっと突っ込まれていて、こちらが締め付けて合図すれば思い出したように責め立てて絶頂させてくれていた。
「うーん?いないのかなぁ…あっ、キーがかかってないわね…
あーもー相変わらずこういうところはラフなんだから、もうアサっちってばそそっかしいの直ってないのね…どうせランチタイムが過ぎたら戻ってくるでしょ、中で待とうかな」
ゆえに、住民としてこの侵入者を止める人権は私には備わっていなかった。 「ふーん、前来た時よりきれいになってるのね。アサっちけっこうなリッチだし、メイドさんでも雇ったかな?
や、違うなぁ…プロに家事をやらせるなら、こんな目につくところにホコリがあるわけないわよね…
…そういえば、レディースのブーツがエントランスにあったっけ…なるほど…ふふ…アサっちってばアタシに報告もせずウェディング?いい根性してるじゃないの」
本当に独り言なのか、それとも居留守していると決めつけて当てつけのような発言をしているのか、この来訪者は立て板に水を流すように淀みなく感想を言葉にして放つ。
その口数の多さは、教授と同じ、本当に心底から頭の回転の速い人種が見せる特徴の一つだと私の学生時代の記憶が訴えていた。
声量がだんだんと大きくなるように感じる。まさか、こっちの部屋に近づいてる!?
ま、まずいよ!さっき教授を誘っちゃって精液を注がれたばっかりでかなり臭ってるのに!
「ここがベッドルームだったはず…まだ寝てるかッ!?
いないか。それにここリビングだった。あれー、アタシの記憶も当てにならない時もあるんだねー。
…おやおやー?これはまた…良い趣味したアイテムが転がしてあるじゃないのよ…こんなのどのショップの記憶にもないわね。アサっちのハンドメイドかな?」
教授と私の居間に飛び込んできた声の主が、私の身体に手を伸ばす。 全身隠されてて見えてるわけじゃないのに、極度の緊張で最大限に敏感になった残りの五感がその距離感を如実に伝えてきてしまう。
イヤ…ッ!触れないで…!触ったら、私が、私だって、知られちゃうから…!
「…暖かい?それに、震えてる……それに、このオブジェ…ちょっとアウトな臭いがするなぁ…ぁ!?
こ、これって首輪…だよね…うあぁ…まさか…!?」
全身を締め上げる繊維越しに圧力。訪問者の指が、オブジェであるはずの私の柔らかさを知る。
そんな…こんな姿はまだ誰にも見せられないと思ってたのに、こんな…まったくの他人に…
あぁ、この人は何を思ってるんだろう。
ただの置物だと思ってたそれは、実は人間の、いや奴隷の堕ちた姿…なんて…
……あっ、いく…
「…Oh my Gosh…!
なぁーーーーによもぅーーーーーっ!ずるい!ズルすぎる!どうりで連絡がないと思ったらこんな抜け駆けをしてたのね!」
ムキーという金切声のような大声でわめき散らす音と、髪をワシャワシャと掻き乱す音と、地団駄を踏む振動がスーツを通じて伝わってくる。
…えっと…?何が突っ込み所かわからなくなってくるけど、とにかく反応が想像と違うような…?
「くっそぅ!アタシを置いてけぼりにしてこんな楽しそうなコトをしてるなんて!ズルい勝手ヒドい羨ましいーッ!」
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---------- 「あははは、櫻子くんの様子が急に変わったようだから急いで帰ってきたけど、まさか君が来てるとはねぇ。意外だったよ。
ねぇ、いつから日本に?あ、飲みもの出すよ」
「朝エアポートに着いたばっかだね。いろいろアサっちに聞きたいことがあって来たんだけど…
そんなことより、もっっっと気になることを見ちゃったわけだけどね。じゃあ、サイダーで」
訪問者の人…長い黒髪が目を引く外国人の女の人は、どうやら教授の知り合いだったらしい。
年齢はたぶん30代になっているかどうかってかんじ。雪のように白い肌を白衣をコートのように羽織って隠している。
その下はかなりの薄着でへそ出しのタンクトップに一瞬下着姿なのかと見間違えたくらいに裾が短いローライズのパンツ。…暑いと思ってるなら白衣着なきゃいいのに。
印象強いロングヘアーはよく見ると手入れを怠っているようだ。毛先がまとまらないボサボサの髪を強引にヘアゴムでまとめている。
全体的に奇抜な格好の人。そして、それを補って余りあるほどの顔立ちの良さと大きな胸は多分、自然な成長でこうなった自前のものっぽい。
私、どこかで彼女に会ったような気がする。でも外国の人に知り合いはいないし…うーん…思い出せないなぁ。
さっきから連呼してる『アサっち』とは教授を指している愛称みたいだ。あの人をそんな呼び方で呼べるこの人は、いったいどんな関係なのかな…?
向かい合わせに椅子に座って楽しげな顔を見せるその姿は旧知の仲でなければ見せられないそれっぽい。たぶん仲は良いんじゃないかとは思うけど。
そう思って疑問が尽きなくても、気管に通された空間リングが操作されないうちは声を発することすらできない、物理的に。
ボディランゲージをしようにも、腕はリングに切り取られ、寝室の生理食塩水の水槽の中だ。私にできる意思疎通は首を振ってイエスとノーを伝えることくらいしか残っていない。
それに、教授のリモコン操作で拘束スーツが首輪に全撤収され、
素っ裸に金属の首輪と空間リングをつけただけのこんなあられもないカッコの私が二人の楽しそうな会話に割って入るのは申し訳なかったし、恥ずかしかった。 「でさぁ、アサっち、あのコは何者なの?まさか『買った』なんて言わないわよね、ヨソならともかくこの国で」
…なんかとんでもなく物騒な言葉が聞こえてきた気がするんですけど!教授、マジでこの人何者なの!?
「…あぁ、彼女は櫻子くん。教え子だったんだけど、研究にいろいろ付き合ってもらううちに止め時がわからなくなっちゃってさ、こんなことになっちゃってね…」
「こんなこと?」
「えーとね、ここで住み込みで研究の手伝い…って言うか被験者をしてもらってたんだけどさ、
学生の櫻子くんに大っぴらにこんなこともできないし、表向きには研究のための海外留学に出かけてるってことにさせてもらっててね。
でも、なあなあであれこれ実験を試させてもらってるうちに留学だって言い訳できる期間の間で可逆を満たせなくなっちゃったんだ。
何をどう計算を間違えたかは…ま、見れば分かると思うよ。
…で、もうしょうがないし、僕たち肌も合うし、このまま結婚しようって話を朝出かける前にしたばっかりでさ」
「へぇー、ずいぶんシリアスな話だね。
…まったく、年貢の納め時ってアレだよ。何でもかんでもやろうとするから一つのプロジェクトに集中できてても大きなミスをしちゃうんだよ?
オールラウンドに何でもこなせるアサっちでもケアレスミスは出ちゃうんだから引き際は考えないとだし、不測の事態のために次善のプランも用意しておかないと。
というか結果論から言えば結婚するだけだからセーフな話かもしれないけど十分そのエピソードはモラル的にはグレーゾーンだよ?
…まぁその顔を見たらアサっちが後悔してないのはよくわかるけどね…」
女の人が部屋の隅に立つ私の方を見る。
その目は髪と同様に黒い。…どす黒い。吸い込まれそうな漆黒の目線の鎖が私の目を捉えて視線を逸らさせてもらえない。
「それに、あのコもエンジョイしてるようだし。…まぁどうせ、不本意な方が盛り上がるタイプなんだろうけど」
「…あ、そうだ」
女の人がふいに席を立ち、ゆっくりと一歩づつもったいぶるように私に近寄る。
背格好は少し前までの私とよく似ている。だが、彼女はすさまじく高いヒールの靴-たぶん、つま先だけで歩くやつだ-を穿いていて、
全裸の私とはずいぶんと身長差が出てしまっている。ゆっくりと歩いていたのはこの靴のせいみたい。 「自己紹介がまだだったわね、アタシはクシー。
さっきから変に馴れ馴れしいと思ってるだろうけど、アタシはアサっち…じゃなくて、湯浅教授のもとでサブとしてアシスタントさせてもらってたんだ。
けっこう前から独立して今は故郷で自分なりの研究をしてるんだけどね。そうだ、ねぇアサっち、アタシの後任は誰なの?」
「いやー、クシーくんくらい話が合う人がいなくてね。助教授はクシーくんがいなくなってから研究所にはいないよ。
櫻子くんたち話が早くてけっこう優秀だから今さら助教授を据える必要もなくて」
「…-----ッ!?」
いやいやいや!?えっ、そんな、これは衝撃の事実じゃないかなぁ!?教授に助教授がいたなんて…それも、こんな外人のきれいな人が!
驚きで息を呑もうとして、自分は言葉を発する自由さえなかったと思い出す、
半日にわたって息をする役目を奪われ、相槌を打つことすらできない、この吸気を忘れかけた喉が今更ながらちょっと歯がゆい。
「ああ、クシーくん、櫻子くんは今喋れないんだ。質問ならちょっと待っててね…ほいっと」
教授がリモコンを取り出して操作すると、私の喉にようやく空気の流れが帰ってきた。久しぶりの通気を鼻から喉いっぱいに感じ、安心でため息が出ちゃった。
そのやり取りを見て何が起こったのかわからない様子の彼女と、その反応にちょっとドヤ顔になってる教授。
…もしかして、気管の空間リングの効果をそれとなく自慢したくて今までリングを作動させたままにしてたんじゃ…!?
「…はぁ、えっと…クシーさんですね。初めまして、よろしくお願いします…」
「その様子だと、アサっちからアタシのことは聞いたことはないんだね。今日からの付き合いになるけどまー仲良くいこうよ。キミはアタシにとって弟弟子みたいなものだからさ。
だから、ホントのシスターだと思ってフランクな感じで接してよ。とりあえず、アタシのことは呼び捨てで呼んでくれてかまわないからさぁ」
彼女は握手をしようと手を差し伸べるが、私の腕があるのはあいにくなことに私の身体ではなくリングの先の寝室。
握り返す腕が相手にないことにはたと気が付いた様子の彼女は一瞬の戸惑いののちとっさに私の肩にポンと手を置いた。 「なんていうか、さっきはごめんなさいね。突然強盗みたいに家に上がり込んじゃったから怖かったろうし驚かされてすごいストレスになったと思う。
………でもさぁ、気持ち良かったでしょ?
舌、どうしたの?くすんだ色してる……あぁ、聞くまでもないっか…そんなにアサっちの、美味しいんだ…?
こんなファンキーなメイクにリップ…あららこんなスポットにまでアクセサリーつけちゃって…髪もブロンドだしまったくルーズすぎてアジアンビューティーが台無しだよねぇ?」
肩に置かれた手が私の肌を滑り、いきなりむき出しの乳首をピアスごと抓られる。
ハッとしてそこを見ると、平静な気持ちとはうらはらに私の乳首は堅く勃起していて先ほどの彼女の所作で昂ぶった興奮がまだ冷めていないようだった。
「…ふふ、パーマが似合ってるきれいなロングヘアーしてるわね、アタシなんかと大違い。
だけど、あんなコスチュームを着てたとなると、この髪が人の目に触れるのはレアなことだったりしてね…?」
ふとさっき彼女に視姦されて絶頂してしまった時の感覚が再生される。
…お湯でも沸きそうなくらい顔が赤いんじゃないかな!?今の私!
「…あ、あーいや、なんでもない。今のはナシ、ごめんごめん。イエスもノーも言わなくていいから。
いきなり他人にこんなプライバシー踏みにじることしちゃダメなのにね。アタシのウィークポイントなんだ、悪いね」
あはは、とちょっとバツが悪そうに笑う彼女。その表情は今は普通だけど…さっきの発言の時の目、声の凄み、乳首を摘まんだ爪の絶妙なテンション…
そのすべてが私の被虐心をゾクゾクと掻き立て、
あぁ、彼女もこちら側の人間なんだ、と気付くには十二分だった。 支援支援
しかしどっかで見たような気がする文体だのう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています