なんだっていいんだよ、架空なんだから。

何リットルも浣腸された液体は、体温で固まるゼリー状の
人工糞便だった。糞便と言っても清潔そのもので、大人の
おもちゃのようなピンクがかった透明のそれは、腸壁や
肛門を痛めず、硬化しながらただただ排便を促すような刺激を与える。

独特の薄甘い匂い。一度注入されたら最後、排便は数十分続く。
腸内で排泄されるスピードに合わせて体積が膨張し、どんなに
出し続けても止まらない。自力ではどうすることも出来ず、
排便し続けなければならない。潤滑性をのある人工糞便は肛門を
いくら締めても切ることは出来ない。必死で肛門を締めるが、
肛門を押し広げ、腸が動きムリムリと排便を止める事が出来ない。

そしてその排便は快感を伴う。肛門を痛めず、ただただ排便の
カタルシスだけが延々続くのだ。止めようとせず踏ん張れば、
勢い良く人工糞便が肛門からヌルヌルと滑りだす。
そして、やがて恍惚状態が訪れるのだ……