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屈辱の美女アスリート 屈辱の三軍
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0001名無し調教中。2014/01/23(木) 11:08:51.70ID:bZt/1i3m
屈辱の美女アスリート 鈴野奈穂子(すずのなおこ) 屈辱の三軍


     一

 鈴野奈穂子(すずのなおこ)は、名門○○大学の女子陸上競技部の三年生である。
 中等部、高等部時代から陸上競技部のエースとして活躍し、大学へ進学すると、一年生からレギュラーとして活躍していた。
 二年生の時は補欠部員の教育係として面倒見もよく、才色兼備の奈穂は下級生からも慕われ憧れの的だった。

 選手としての実力の点でも、人望の点でも、次期キャプテンは間違いないと言われていた。
 実際、二年生の秋に四年生が引退すると、奈穂子は教育係から副キャプテンのひとりに選ばれた。
 副キャプテンはふたりいて、ひとりは四年生、もうひとりは三年生から選ばれるのが慣習である。
 陸上部の慣習として、三年生で副キャプテンになった者は、怪我などでリタイアせざるを得なくなった者を除いて
ほとんどが翌年キャプテンに選ばれていた。

 しかし好事魔多し、ゴールデンウィーク明け頃から、何故か奈穂子の記録が伸びなくなった。
それどころか成績は低下する一方で、その後の大会は惨敗続きの結果となった。
個人のレースだけならまだしも、100mX4のリレーなどの団体競技でも、奈穂子が足を引っ張り、チームは惨敗してしまったのだ。

 夏休み前のある日、奈穂子は、四年生の幹部たちに呼び出された。
「奈穂子、用件はわかっているよね」
「はい」
「あさってのミーティングで、『レギュラー組、鈴野奈穂子、特別補欠組(通称、三軍)へ降格』を発表するからね。覚悟を決めて、心身ともに準備を整えるように」
 とうとうくるべき時が来たのだ。
0002名無し調教中。2014/01/23(木) 11:12:39.48ID:bZt/1i3m
     二

 特別補欠(三軍)とは、文字通りただの補欠ではない。普通の補欠よりもさらに下の扱い、一年生以下の扱い、高校生扱いをされてしまう。
はっきり言えば、普通の補欠の一年生よりも下の身分なのである。
 しかもこれは三年生以上で補欠になった者にだけ適用される屈辱的な制度なのだ。
上級生が上級生として扱われず、下級生からも下級生よりも下に扱われる制度なのである。

 なぜかというと、本来、後輩の指導たち立場に当たらなければならない人間が、
補欠に甘んじているというのは部全体の足を引っ張っている、マイナスの存在だからである。
 もともと二年生が補欠組の教育係となることもあって、三年生以上になっても補欠のままだと下級生に指導を仰ぐことになる。
四年生のレギュラーが抜けた後でも補欠のままということは、来年一年生で優秀な選手が入部すると、なおレギュラーが遠ざかる。
そのため、先輩のメンツもあって、二年生の秋の時点で、みんな辞めてしまうのだ。
だから三年生以上の補欠は、久しぶりのことなのである。
それでもなお陸上競技を続けたいものは、下級生に手間をかけさせるのだから、屈辱的な扱いを覚悟せよというわけである。

 特別補欠(通称、三軍)とは、補欠以下の補欠の身分だから、三年生であっても、一年生の補欠よりも下の身分ということで、
待遇面では、レギュラーだけでなく普通の補欠とも差をつけた扱いを受ける。
 奈穂子は、すべての部員を先輩≠ニ呼び、敬語を使わなければならない。
補欠組の一年生でさえ、先輩≠ニ呼び、敬語を使わなければならないのだ。
 逆に、他の部員は、奈穂子より下級生であっても、奈穂子のことを奈穂子≠ニ呼び捨てにし、下級生扱いしなければならない。
そうしないとお互いが罰せられてしまうのだ。
0003名無し調教中。2014/01/23(木) 11:15:59.43ID:bZt/1i3m
     三

 三軍(特別補欠)の待遇で一番屈辱的なのは、服装である。
三軍は、一年生の補欠よりも下の身分だから、練習着も
昔の高校生が穿いていたようなスクールブルマを着用することが義務づけられる。
上着はやはりスクール用の体操服が義務づけられる。
 普通の補欠だと、レギュラーと練習着は変わらない。
練習用の陸上用ブルマや、季節によっては短パンやランパンなどで、上下のジャージの着用なども認められる。

 しかし三軍の奈穂子には、スクールブルマと体操服の着用しか認められない。
体操服の裾はブルマの中に入れ、体操服でブルマを隠すことは許されない。
 冬場の寒い時でも長袖の体操服は認められても、下はブルマしか認められない。
ウォーミングアップの時以外は、ジャージを着ることが許されない。
 夏は半袖の体操服でもけっこう暑いし、学販ブルマは蒸れるのであるが、他の練習着は認められない。

 それ以外にも、三軍に落ちた奈穂子には、高校生扱いところか、
人間としての人格や尊厳を否定されるような屈辱的な扱いが待っている。

「奈穂子、特別補欠組に落ちても、部活辞めたりしないよね。
奈穂子は、ふだん陸上競技が大好きで部活をやるのであって、
レギュラーになれるかなれないかは関係ないと言っているものね」
「は、はいっ。私は、特別補欠組に落ちても、部活を辞めたりしません。
私は陸上競技が大好きです。特別補欠組になっても、そこで頑張ります。
それに今はシーズンの途中です。補欠に落ちたからといって投げ出したくありません」

「優等生は答えも立派ね。副キャプテンとして、スランプ脱出のために努力するところを見せてね」
「はい、副キャプテンの職は返上しますが、スランプ脱出に努力します」
0004名無し調教中。2014/01/25(土) 10:15:43.50ID:zu9gkbQX
     四

「奈穂子は、ふだん三軍の制度についてはかなり批判的だったけど、まさか自分が三軍に落ちるとは思ってもみなかっただろう。自分が批判的だったルールを、守るつもりはあるのかしら」
「はいっ。悪法も法という言葉もあります。私個人としては改めた方が良いかと思う点もありますが、決められている以上、その現行のルールはきちんと守りたいと思います」
「ますます優等生の答えね。さすがは教育学部の秀才だけのことはある。将来、先生になったら、生徒にルールを守れと教えなきゃいけないものね」
「大学院まで進むもりなのだろう。この際、身を持って、屈辱的な懲罰をバネに頑張る効果を研究してみたら」
「三軍に落ちてからの自分の心理の変化をきちんと書いておくと良いよ。きっと貴重な研究材料になるよ」
「は、はいっ」

 四年生たちの言葉通り、二日後のミーティングで、キャプテンから奈穂子の降格が発表された。
「最後に、軍の入れ替えを発表する。
 レギュラー組、鈴野奈穂子。
 成績不振と一から鍛え直すため、来週の夏休みの練習開始の日から三軍に降格とする。
 それまでに覚悟を決めておくように。
 なお、今までレギュラー選手として活躍し補欠の教育係や副キャプテンとしてみんなを引っ張ってくれていた功績に感謝して、三軍用のブルマと体操服は、各学年からプレゼントするから、心配しなくて良いよ。
 じゃあ、この紙に書いてある三軍に関するルールと心構えをよく頭に入れて、次回のミーティングではみんなの前できちんと三軍としての誓いの言葉と挨拶をしてね」

 つまり次回のミーティングまで猶予期間があるということだ。
普通は三軍に落ちた部員はこの猶予期間に退部を決意する。
しかし奈穂子は諦めきれなかった。第一、シーズンの真っ最中である。
後日、念のためにと四年生から打診をされたが、
奈穂子は三軍降格を受け入れ、部活を継続する決意を示した。
0005名無し調教中。2014/01/27(月) 10:04:55.23ID:pB3KmN2y
続き期待
0006名無し調教中。2014/01/28(火) 11:28:29.25ID:5x25F1hf
     五

 夏休み前最後の日は、午前中の授業の後、部活は午後にミーティングだけの日だった。
ミーティングの最後に奈穂子の三軍降格がとりあげられた。
「前回のミーティングで発表したように、明日から奈穂子は三軍に降格することになった。
 奈穂子の意思を確認したところ、三軍に降格しても部活を是非続けさせて欲しいということだ。
 後で、奈穂子自身からの三軍降格の挨拶の中でもみんなに依頼があると思うが、
 三軍になっても部活を続けたいという意思を尊重してやって欲しい。
 高等部時代からずっとレギュラーで補欠になったこともない花形選手だった奈穂子が、
 補欠以下の三軍に降格して、一年生の補欠以下の扱いを受けるのは、
 陸上競技生活で最大の屈辱だと思うが、この心意気を察してやって欲しい。
 みんなも奈穂子がレギュラーであった過去の栄光は忘れて、
 心を鬼にして三軍として厳しく指導教育してやって欲しい。
 一年生、二年生の下級生でも、これからは奈穂子の方が下級生の高校生扱いであることを忘れずに、
 補欠のメンバーであれば、奈穂子の方がさらに下の補欠の身分であることを忘れずに、
 上下関係を厳しく接すること、
 今後は、奈穂子のことは呼び捨て、奈穂子は部員全員をさんづけもしくは先輩と呼ぶこと、いいね」
とキャプテンがみんなに言い渡した。

「じゃあ、奈穂の方からも、三軍としての挨拶をしてもらおうか。
 まず、三軍の練習着に着替えて、それからだね。
 理央、あんたから奈穂子に、渡しておやり」
「はい」

 平木理央は二年生のレギュラーで補欠の教育係の責任者であり、
 当然、奈穂子への指導の責任者でもある。
 また、奈穂子とは高等部時代からの後輩でもある。
 そうなのだ。奈穂子は高等部時代からの後輩から指導を受けることになったのだ。
0007名無し調教中。2014/01/31(金) 09:55:38.45ID:I/zznvCt
     六

「はい、どうぞ。下級生からのプレゼントです。
 これを着て三軍でも頑張ってくださいね。奈穂子先輩。
 でも、先輩と呼ぶのもこれで最後ですね。
 これを着た時から奈穂子は、三軍、補欠の高校生扱い」
 元高等部理央は意地悪く笑った。

「あ、ありがとうございます。平木先輩!」
 奈穂子が受け取ったブルマと体操服は、十年以上も前に高等部で使っていたものである。
 今は高校生も穿かないブルマと体操服を三軍の奈穂子は身に着けなければならないのだ。
 いや、中等部ですらブルマは廃止されているのだ。
 それどころか、世間の小学生だって、ブルマなど穿いていないだろう。
 小学生も穿かない時代に、奈穂子はスクールブルマを穿かなければいけないのだ。
 服装に関しては、小学生以下なのだ。

 しかもブルマの色は地味な紺などではなく、朱色がかった鮮やかな赤である。
 高等部でスクールブルマを使用していた時代は、赤、青、緑の三色のブルマを学年ごとに穿いていた。
 その時代に遡ると、奈穂子は、赤のブルマを穿く学年にあたるためだ。
 奈穂子の学校は、スクールカラーが青である。
 赤のブルマだと、それだけでも目立ってしまう。
 おまけにその赤のブルマが、今では小学生も穿かないスクールブルマなのだ。

「ぐずぐずせずに、さっさと着替えて!」
 さっそく指導員の理央から叱咤の声が飛んだ。
「す、すみません。平木先輩!」
0008名無し調教中。2014/01/31(金) 09:57:36.54ID:I/zznvCt
     七

 奈穂子はおずおずと私服を脱ぐと、理央から渡されたスクールブルマと体操服に着替えはじめた。
私服姿の部員たちの前で、ただひとり裸になって、三軍の衣装に着替えなければならないのだ。
まさに晒し者、衆人環視というのはこういうことを言うのだろう。
 体操服に袖を通して、真っ赤なブルマに足を通した時は、これ以上にない屈辱が奈穂子を襲った。
顔がほてり、何だか頭がジーンとする。
 着替え終わって、奈穂子が気をつけの姿勢をした時には、
それまで固唾を呑んで見守っていた部員たちの間から、さすがに失笑がもれた。
 無理もない。奈穂子の体操服には、ゼッケンが着けられ、
「陸上競技部、三年生、鈴野奈穂子、三軍」と書かれていたからだ。
 奈穂子の降格を気の毒に思っていた部員でも、
 こんな屈辱的な扱いを素直に受ける奈穂子の心理を疑い始めていた。
「大学三年生、21にもなってスクールブルマ、私なら、とうてい耐えられない」
「根性あるよね、鈴野先輩。いや、もう先輩じゃなくなったんだ」

 奈穂子は部員たちの囁きを鎮めるかのように、大きな声で挨拶を始めた。
「わ、私、鈴野奈穂子は、さきほどキャプテンから辞令が発表されたように、
 このたびレギュラーから三軍に降格し、みなさんからご指導を受ける立場になりました。
 まず、最近の私の成績不振によりみなさん大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びしたいと思います。
 原因は、技術的なものもありますが、精神的なものがもっと大きいと思います。
 レギュラーとしての心構えに欠けていたというか、
 レギュラーとしての甘え、油断、自惚れが成績不振を招いたと深く反省しております。
 三軍で、補欠以下の身分に降格し、一年生の補欠以下の扱い、高校生扱いを受けて練習することは、
 私の弛んでいた心を一から鍛え直し、精神面の修練をするのにちょうどいいと思います。
 高校生扱いを受け、高校時代に戻って、原点からやり直したいと思います。
 どうか、今後は私の教育指導のほどよろしくお願いいたします……」
0009名無し調教中。2014/01/31(金) 21:23:13.10ID:jY0FLXa1
なんとなく

シゴかれっ娘 罰せられっ娘 いびられっ娘 を愛でましょう!

を髣髴とさせるSSですね。
もろ好みなので楽しんで読ませてもらいます。
 
0010名無し調教中。2014/02/02(日) 10:11:04.60ID:emYrtQ1n
     八

「……これまでの私は、レギュラーで副キャプテンという高い地位におりましたが、
 これからは部内で唯一最低の身分となります。
 私、鈴野奈穂子は、今後、自分以外のすべての部員のみなさんを「先輩」と呼んで礼をつくし、
ご指導を受けたいと思います。
 みなさんは今までの私のことは忘れていただいて、私を高校生扱いし、
「奈穂子」と呼び捨てていただきたいと思います。
 私より下級生の方も、遠慮なく私を「奈穂子」と呼び捨てにしていただき、
高校生扱いしていただきたいと思います。
 私、鈴野奈穂子は、三軍らしく、高校生らしく、練習には今着ているようなスクールブルマと体操服を着用します。
 私、鈴野奈穂子は、練習時間以外も、24時間、高校生らしく、スクールブルマブルマと体操服を着用します。
 私、鈴野奈穂子は、教育係をはじめ、みなさんの指示にすべて従います。
自分ひとりでは一切の判断をいたしません。
 私、鈴野奈穂子は、自分にミスや至らぬ点があれば、体罰も喜んで受けます。
 私、鈴野奈穂子は、その他、三軍に決められたルールにすべて従います。
 私、鈴野奈穂子は、レギュラーだったプライド、副キャプテンだったブライトはもちろんのこと、
上級生としてのプライド、大学生としてのプライドも捨てて頑張りますので、
 どうか、みなさん、最低の部員となった奈穂子を、これからよろしくご指導ください」

 奈穂子の挨拶に下級生たちは神妙に聞いていたが、上級生の間からは嘲笑がこぼれた。
「奈穂子、意気込みはわかるけど、今時、高校生は学販ブルマなんか穿かないよ」
「小学生でも穿かないと思う。格好だけなら、奈穂子は、小学生以下だね」
「奈穂子は、ちょっと考えが甘いようね。小学生でも穿かないブルマ穿いてもらうのだから、
大学生としてのプライドではなく、小学生のプライドさえ捨ててもらわないと」
「さすがに頭脳明晰な奈穂子も、成績不振で頭の回転まで鈍ってきたようね」
「まあ、しばらく三軍で、心身ともに鍛え直してあげるからね」
 どう言われようと、
「は、はい。私の認識が少し甘かったようです。よろしくお願いいたします」
と答えるしかない奈穂子であった。
0011名無し調教中。2014/02/02(日) 10:13:00.45ID:emYrtQ1n
     九

「まあ、奈穂子を言葉責めにするのは、それくらいにして、本題に入ろう。
三軍に落ちても部活を続けたいという奈穂子の意思は、認めてやろうよ」
とキャプテンが言うと、誰も異議はなかった。
「それと、奈穂子からは、三軍の制度は自分で最後にして欲しいという強い要望がある。
確かに三軍降格が決まるとほとんどの部員が辞めてしまっている。
 三軍に落ちないように頑張るという効果はあるかも知れないが、
肝心の三軍に落ちてからの復活は、辞めてしまうのではまったく期待できない」
「しかし今まで」
「そこで、奈穂子が三軍でレギュラー復活をかけて頑張ってくれている間は、三軍制度を停止する。
奈穂子がめでたくレギュラー復活を果たせば、三軍制度を要望通り廃止する」

 結局、誰も反対しなかった。
 奈穂子が三軍で頑張っている間は誰も三軍に降格しないし、
レギュラーに復活すれば、三軍制度そのものがなくなるのだから、
何の不満もない。
「でも、キャプテン、もし奈穂子が復活できなかったら?」
「それに途中で辞めるといったら?」

「もちろん奈穂子が四年生の秋に引退するまで三軍のままだったら、三軍制度は復活する。
途中で辞める心配はない。三軍で頑張る奈穂子の決意は固いようだし、
三軍廃止をかけての意気込みもかなりあるようだし。
それに大学院まで進むつもりのようだから、四年生の秋で部活を辞める必要はないしね」
0012名無し調教中。2014/02/02(日) 10:18:29.55ID:emYrtQ1n
>>9
 ありがとうございます。
 お好みを遠慮なくおっしゃってくださいね。

 ただ、「シゴかれっ娘 罰せられっ娘 いびられっ娘 を愛でましょう!」は、
落ちこぼれの運動部員がヒロインですが、私の場合、これまでスター選手だったヒロインが、
補欠に転落するというシチュエーションが好きです。

 筆者の実体験もかなり含まれています。
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