だいたい実話。
放課後、高校の音楽室に連れ込まれて端の席の長椅子に座らるように言われた。
見ると椅子が濡れていた。
瞬間接着剤が塗られていた。
力づくで椅子に押さえ込まれようとしたので抵抗した。
「ズボンに接着剤が付いたらダメになっちゃうから嫌だ!ズボンとパンツを下ろして直接お尻で座る。」
と言うと笑いながら
「よし!その方が面白そうだ!」
と言って無理やり座らせようとするのをやめてくれた。
「早くおしり出せ!」
と言われてズボンとパンツを下ろして椅子に座った。
ヒヤッとしてスーとして瞬間接着剤が固まるのが分かった。
「10分くらい動くなよ!」
座ったらすぐに奴らは帰って行くだろうと思ったが完全に固まるまで待っているようだ。
ドンっと座ってる足の上に一人が乗るように座ってきた。
「あっ」
お尻の肉が広がり今まで椅子に付いていなかった部分もしっかり椅子に密着した。
「お前自分で直接座るって言ったんだからな!どうなっても知らんぞ!」
人が座ってる上に一人座って関係ない雑談を始めた。
もうとっくに10分くらい経ってるんじゃないか?完全に固まってしまったんじゃないか?
「もうそろそろ帰らないと先生が見回りに来るよ!」
一人が言うと
「そうだな!」
と上に座ってた奴が立ち上がる。
「どう?立ってみて!」
「痛っ」
お尻の皮膚が引っ張られて痛い!
「ハハハッ一生立てないんじゃない?」
「お尻とちんちん出したまま椅子と一緒に電車に乗って帰るか?」
「音楽の時間みんなに見られるよ」
好き勝手な事を言って笑いながら音楽室を出て鍵を掛けて帰っていった。
音楽室の鍵は当番で近くの教室の生徒が帰りに掛ける事になっている。