このあたりで、抜け出せないかも、とパニックになっていて、肩のストラップを抜いてみたり、
バッグを下げようとしてみたりするが、体力を消耗するだけ。このまま力が抜けたらヤバイかも。
助けを求めようとしたが、腕はバッグに包まれていて、スマホの操作はできない。
嫁にはこの事は言ってないので、何とかわからないように対処しなくては。
マンションの管理人に来てもらうことも考えたが、上下セーラー服の中年男性、
何を言われるかわからない。次に思い付いたのは、ドアノブを使って、
腕のバッグの縁を下げる作戦。足は開脚であるものの何とか移動はできる。
ドアノブに何とかたどり着いて、バッグを下げようとする。
首に巻いたリボンがきつくて何度か気を失いそうになるが、
これで倒れたらおしまいだ。なんとか、右腕を引き抜いたときにはもうヘトヘト。
なんとか、拘束を解いて、セーラー服のままぐったり。酸欠のせいか頭がいたい。
そのまま寝込んでしまった。起きると、部屋が拘束具やらでグチャグチャ。
これを書いていたら、例によって、また、やりたくなってしまった。
でも、いつか、ヤバイかも。抜けられなくなっちゃうかも。
腕を横に固定するアームバッグは危ない。何で抜け出せなくなるんだろう、、、