ふむ。

問題は2つ、
内田有紀のパブリシティ権を侵害するか、
写真の著作権を侵害するか。

両者とも普通なら侵害するで終わりなんだが、

まずパブリシティ権については、内田側が用意した写真かどうか不明。更に内田の肖像はボヤかされていて、判然としない。
内田の写真であることも明示されていない。
つまり、このボヤかされた写真の存在によって、内田のパブリシティ権に実質的な侵害があったとは考えられない。
結果として、パブリシティ権の侵害を主張するのは難しい。

写真の著作権は侵害している。
だが、この写真はそもそもloveDorama.ruというロシアのサイトがアジアのドラマの紹介をするときに用いた画像で、その著作権はかなり微妙。

要するに、内田のパブリシティ権を侵害した画像である可能性がある。
だから、この写真についての著作権の主張はクリーンハンド原則によって著作権侵害の申し立てを行えない可能性がある。
そこを見越して、naverのまとめサイトでも使っているんだろう。
だから、その写真の加工物もまた著作権侵害の申し立てを受けない可能性が高い。

つまり、法的にはグレーゾーンにとどまることができる写真というわけだ。

だからといって、エレガンスがそんな危ない橋渡る必要は全く無いんだから、さっさと写真とりなおせということだな。