惣一さんへ

どうか、謝らせてください。
今朝は申し訳ありませんでした、本当に何から謝っていいか言葉にできません。気分を害させて。迷惑をかけて。面倒なことを言って。この伝言すらも。
これまでの時間も。

考えるとまた書けなくなるから、思うままに言葉を連ねることをお許しください。

もう駄目だと私が言い出した時、苦しい気持ちのようなもので急に一杯になって、それが溢れ出す感じで自分で止められませんでした。耐えられませんでした。手が止まってしまって。
今日だけは見ないと決めていたから、惣一さんだけを見ていたんですよ。だからあの瞬間の感情、きっかけがわからないから自分でも未だに何と説明していいのかわかりません。

正論だ、さすが、なんて返すやり取りがありました、自分が招いたことです、惣一さんの言うことはまさに正しくて。
あの瞬間も言いたいことが山ほどあったんだけど、悲しいやら怒りたいやら悔しいやら意外だったやら。何に対してか、は別にして。とにかく言葉をのみました。
私の起こしたことだけでなく、少し精神的に参る日々が続いていて、だけど急にあの場で言える訳もなく。
あなたに頼りたかったのかな。甘えられて当然と思ってたからかな、勝手に突き放された気がしたんです。これ、思い込みなのも時間がたった今なら自覚できています。冷静に物事を受け止められない状態で来たことも誤りだね。

続きます