はぁっ…はあっ…
(達した後のビクつく身体を保ちながら、肩で必死に息をする)
(男性器を握ったままの指先に、いまさらながら気が付いて、
どこかで飛び散ったのか、愛液に濡れた親指と中指を侵入させると
形をたしかめるように、撫で始める)

ずっと、わかってたのに、あんな顔して、笑って、訊いて…こんなことして…
…っ、っぅぅ…
(涙を溜めた瞳で恨めし気に見上げると、ふっと力が抜けて上半身だけが
柔らかな、でも少し冷たい布に沈む)
(右京さんの重みを感じて、迷いながらも回した腕に力を籠める)

あんなに…したら、すぐ…イク…の…
だから、もぉ、そこ、ユビさわるの…だめ…って…言ってるのに…っ
(濡れた陰唇がすんなりと右京さんの指を迎え入れる)
(ひっかかる、膣の中の膨らみに、撫でられて一瞬頭が真っ白になって)
やっ、あぁああっ…っ
ふ、ぁッなに、ゃっ…ぁ…っこわい…こわいのぞくぞくするのなんか…っ
っ…も、やぁ…っすぐ、また……おねがい、だから…もう…っ
(涙声が混ざりだすと、顔をシーツに伏せて)
(それでも体は刺激を求めて、角度を探って飲み込もうとして高まっていく、それが怖くて)