【気にしすぎだよ、よしよし。親しみもって呼んでくれてちょっとドキッとしたよ。じゃ、俺も繭ちゃんのこと呼び捨てしちゃうね】

だめー、繭の意見は聞いてあげません
(興奮してきたのか息が荒くなってきたそのままに、首筋に食いつくと舌を這わす)

だって、旅先で全然いちゃいちゃできたかったろ。着いたらバイバイだし、いいだろ
(自分勝手な理屈をまくしたてると、繭の両手首を片手でガシッと抑えて抵抗を封じる)