やったぁー、泰紀さんから合格点もらえたぁ
(サクサクっと音を立てて美味しそうに食べる泰紀さんの顔を嬉しそうに眺める)
えー、色んな意味でニヤニヤしちゃうの、分かるでしょっー?
先週から泰紀さんのもう一つの顔が頭に焼きついて仕方なかったんだからー
それと、今日はこれで意地悪言われないって言う安心感が、私をニヤつかせちゃうのー

あっ、ありがとう…
(口元に運ばれたカツをサクサクっと音を立て食べる)
うわぁ、自画自賛しちゃいそうなくらい、おーいーしー。

泰紀さんにも食べさせてあげるねっ
はい、あーん。
あはっ、衣が唇についちゃってる。
(指先でそっと衣を取り去って、ちゅぷっと舐める)

彩りも綺麗でしょっ?お弁当を作る時はね、赤青黄色を心がけてるの。
あ、この厚焼き卵も食べてみて
(真っ黄色の卵をひと切れとると、また泰紀さんの口元へ)
あまいのが好き?それともあまくないのが好き?
(顔を覗き込むように)
私のは……どっちでしょうー