孝幸
あ、ごめん電話来たから仁代わりにドアあけてやって。
(電話対応を始めてしまうと手のジェスチャーと視線をドアの方へ向けて)
(ドアをあけてくるように頼んでいる)


俺がいくの?俺が出たら不安になるんじゃないのかなその子。
まぁいいや、来てるのに居留守使うわけにもいかないしなぁ…。
俺こういうの苦手なんだけど、しょうがない。
(大きなため息をつきながらしぶしぶドアまで移動し、ドアをあけると)
(まったくの初対面の女性と対面し、お互いに不思議そうな表情をしている)
あぁ、亜矢ちゃんでしょ?今日孝幸がくるよーって言ってた子だよね。
今あいつ部屋で職場の人と電話しちゃっててさ…部屋にあげてやれって言われてさ。
俺も用が済んだらすぐに帰るから上がっていきなよ。
(相手を安心させてから玄関にあげ、亜矢さんを孝幸の元へ向かわせると)
(しれっと玄関扉のドアのカギをロックしてしまう)